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ウィル・スミス、自分を臆病者だと思っていた! 暴力をふるう父を止められなかった過去のトラウマを語る

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ウィル・スミス

ウィル・スミスは、自分が「臆病者」だと思っていたようだ。

5月20日(金)、ネットフリックスで配信されたトーク番組「デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター」シーズン4第2話に、俳優のウィル・スミスが登場した。

インタビューの中では、ウィルが司会者デヴィッド・レターマンに対し、母親をネタにするような発言をしないよう「ぼくの母親の話はしないでくれよ」とクギをさす場面も見られた。

ウィルといえば今年3月に行われたアカデミー賞授賞式にて、妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにしたコメディアン、クリス・ロックをステージ上で「平手打ち」する騒動を起こしている。

しかし、番組の冒頭では「このエピソードは2022年アカデミー賞授賞式の前に収録されました」というテロップが表示されており、「平手打ち事件」の二の舞にはならなかったようだ。

一方、番組では、ウィルの幼少期から俳優業に関する豆知識まで掘り下げられ、盛りだくさんの内容となっている。

トークの中ではデヴィッドがウィルの最新回顧録「Will」についても触れ、ウィルの幼少期に両親が激しいケンカを繰り返していたことについても語られた。

「この本の第1章の最初の行は、『ぼくはいつも、自分のことを臆病者だと思っていた』から始まる」と紹介したウィルは、「9歳のとき、父が母を殴るのを見た。でもぼくは動けなかった。それがぼくにとって、『自分は臆病者だ』というトラウマになって残ってしまったんだ」と振り返った。

そのうえで、「いまのぼくにとって、人生は非常にエキサイティングなものだ。ぼくは痛みを知っているから、これまでとはちがった方法で人々にアプローチできる」と語ったウィルは、「ぼくはできれば自分にとって満足できるもの、かつ人間という家族にとって役に立つような方法で、自分の芸に没頭したいと心から思っているよ」と付け加えている。

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