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ダコタ・ジョンソン、映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズ制作中に、原作者と対立していた!「いろいろな意見の食い違いがあった」撮影中の苦労を語る

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ダコタ・ジョンソン

人気女優ダコタ・ジョンソンが、自身の代表作の一つである『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズの制作中に原作者のE・L・ジェイムズと対立していたことを明かした。

元々、ジェイムズが『トワイライト』のファンフィクションとして構想した作品であるこの3部作は、大学を卒業したアナスタシア・スティールと、若き実業家クリスチャン・グレイの関係が深まる様子を描いている。出版後すぐに、ジェイムズは最も稼いだ作家の一人となった。

ジェイムズは「フィフティ・シェイズ」の映画化において絶大な権力を持ち、クリエイティブ面で大きな決断を下すことになるプロデューサーを厳選していたという。またクリスチャン・グレイとアナスタシア・スティール役に、大物数名を差し置いてジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソンを起用したことで物議も醸していた。映画化にあたっては、サム・テイラー=ジョンソン監督がジェイムズとの意見の相違から第1弾で降板するなど、混沌とした制作過程があったことは有名な話だ。結局、「フィフティ・シェイズ」シリーズは、全世界で13億ドル以上の興行収入を記録したものの、批評家からの酷評も相次いだ。

ダコタは、ヴァニティ・フェアとの新しいインタビューで、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』3部作の制作について口を開きいた。アナスタシアを演じたダコタは、ジェイムズの関与によって制作がいかに複雑になったかを明かしており、しばしば衝突していたそうだ。

「私は、最終的に出来上がった映画とはまったく異なるバージョンを作るために契約したの。(E.L.ジェイムズは、)毎日、一日中、多くのクリエイティブなコントロールを持っていて、彼女はあることを要求したわ。本の中には、映画ではうまくいかない部分があったの。例えば、内なる独白は、信じられないほど安っぽいこともあった。声に出してもうまくいかない。常に戦いだったわ。この映画のオーディションを受けたとき、『ペルソナ』のモノローグを読んで、『これは本当に特別なものになる』と思ったの。でもいろいろな意見の食い違いがあった。映画を正しくプロモーションしたかったから、今までこのことについて正直に話すことができなかったの。最終的に作り上げたものには誇りを持っているし、すべてが想定通りに仕上がったけど、厄介だったったのは確かね。ジェイムズが作りたい映画のテイクを撮ってから、私たちが作りたい映画のテイクを撮るの。前日の夜には、私は古い台詞でシーンを書き直し、あちこちに台詞を追加できるようにした。常に騒然としていたわ」。

ダコタが『フィフティ・シェイズ』映画の舞台裏で起こった意見の相違について完全に口を開いたのは今回が初めて。そのため、ネット上ではかなりの話題となっているようだ。

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