ジョニー・デップ&アンバー・ハードの結婚~離婚、そしてドロ沼裁判…あまりに情熱的すぎる恋が、破滅にいたったホントの理由って?【海外セレブに学ぶ!オトナ女子の恋愛と結婚Vol.3】

ジョニー・デップ&アンバー・ハード
ジョニー・デップ&アンバー・ハード

今年もっとも注目された海外セレブ・ゴシップといえば、ジョニー・デップと彼の元妻アンバー・ハードのドロ沼裁判よね。ふたりの法廷での様子が全世界にライブ配信されたこともあって、テレビやYouTubeに釘づけになる人が続出したんだとか。アタシももちろんそのひとり!今回は、ふたりの恋と結婚がなぜ最終的に地獄と化してしまったのか、じっくり解説しちゃうよ!

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2022年6月28日

はじまりは、めくるめくロマンスだった

2011年の終わり頃からつきあいはじめ、2014年に結婚、そしてたった1年で離婚してしまったジョニーとアンバー。もう離婚から7年もたっているというのに、ふたりはいまだに延々と裁判をつづけているイメージよね。とはいえ彼らにもラブラブな時期があったのは事実。

ジョニーとアンバーの出逢いは、2009年ごろ。2011年に公開された共演映画「ラム・ダイアリー」の撮影がきっかけだったの。ジョニーは裁判で証言したさい、「キスシーンを撮影したときにアンバーに(仕事仲間として以上の)特別な気持ちを感じた」といっているの。ジョニーったらなにを血迷ったのか、若くて美しい共演者であったアンバーに思わず惹かれてしまったのね。

【動画】これが「ふたりが恋に落ちた瞬間」といわれるウワサのキスシーン

 

ハリウッドのスーパースターであり、かつ最もセクシーなオトコでもあるジョニーにホレられたアンバー。もちろん、悪い気はしなかったみたいよ。でも当時はお互いにべつのパートナーがいたため、それ以上の関係には発展しなかったらしいわ。その後2011年に、映画のプロモーション・ツアー(※12年ぶりに再会したふたり。すでにお互いのパートナーと実質的に破局していたのもあって、恋はあっというまに燃え上がったってワケ。

「まるで夢のような女性だと思った」とジョニーがいえば、「彼のそばにいると、世界で一番美しい女性になった気がした」と語ったアンバー。当時ふたりが、めくるめくロマンスに身を焦がしていたのはまちがいないわね。そのいきおいのまま2014年に婚約、2015年はバハマで結婚式をあげたふたり。でも結婚したころにはすでに、関係がかなり不安定になっていたらしいわ。

(※1)映画の公開にあわせて、さまざまな国や都市でイベントに出席したり、メディアのインタビューに答えたりする宣伝活動。

離婚とDVと裁判

結婚してたった1年後の2016年にアンバーが離婚申請をしたことで、ふたりの破局は決定的なものになるの。さらに離婚申請と同時に、ジョニーへの「接近禁止令」を要求したアンバー。裁判所にあらわれたアンバーの右ほっぺに、くっきりとしたアザがあったことから、ジョニーが彼女に暴力をふるっていたという疑惑が、一気に世界中に広まったのね。

離婚申請をするために裁判所に到着したアンバーの右頬にはアザが(左)そのアザは数日後にとられた写真では完全に消えている(右)

さらには、その後すぐにアメリカの有名なエンタメ誌「PEOPLE」の表紙に、顔にアザのあるアンバーの写真がフィーチャーされてね。ジョニーがDVオトコであるというイメージがますます世間に定着してしまったの。ジョニー側はもちろんこのウワサを否定。さらには、ジョニーの元カノである女優のウィノナ・ライダーや、元パートナーのヴァネッサ・パラディも「ジョニーに暴力的なことをされたことなんてない」と彼を擁護(ようご)するコメントを発表してね。ふたりの離婚劇は業界を巻きこんだ大スキャンダルに発展してしまったってワケ。

離婚申請直後に発売されたPEOPLE誌には、アザのあるアンバーの顔が表紙に。ところでこの写真をリークしたのはいったいダレ?

最終的にはジョニーがアンバーに7百万ドル(10億円)の離婚慰謝料を支払うことで、2017年に離婚は成立。アンバーはその全額をチャリティに寄付することを発表したの。ふたりのゴタゴタは、ようやく落ち着いたかに見えたんだけど

世紀の裁判への道のり

この離婚が、ふたりのながい戦いがはじまりに過ぎなかったことは明らかよね。「DVオトコ」のイメージがついてしまったジョニーにとって、この結婚&離婚は、精神的にも、キャリアの面でもかなりのダメージだったみたい。逆にアンバーは、「DVサバイバー」として自身をブランディング。ジョニーとの関係によってえた知名度を最大限にいかして、女優としてステップアップを図ったってワケ。

アンバーが出演した映画の中でもっとも大作となった、2018年公開の「アクアマン」はふたりの離婚後に公開されたもの

 

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DVサバイバー」のアンバーは、2018年にワシントン・ポスト紙に論説を寄稿(きこう)。そのなかで「2年前、わたしは家庭内暴力を象徴する公人になり、DVを告発する女性にたいする世間の怒りの矢面(やおもて)にたった」と告白し、名前こそださなかったものの、ジョニーが「DVオトコ」であることについて再度、言及したのね。ときは、「MeToo」運動がもっとも盛り上がっていた2018年。アンバーのこの告白によって、ジョニーの評判はさらにガタ落ち。ハリウッドのブラックリストにのってしまったと、いわれているの。

ワシントン・ポスト紙に寄稿されたアンバーの記事

そして、今回の「世紀の裁判」のきっかけになったのも、このワシントン・ポスト紙への寄稿なの。寄稿の内容がウソであり、名誉毀損(めいよきそん)にあたる、としてアンバーを5000万ドル(63億)で訴えたジョニー。実際にワシントン・ポスト紙が発売された数日後に、ジョニーの代表作でもある『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの最新プロジェクトが白紙にもどってしまってね。キャリアが完全にダメになってしまったことから、ジョニーもさすがにダマっていられなかったんでしょうね。

アンバーはまけじと、お値段2倍の1億ドル(126億)で対抗訴訟。まさに両者一歩もひかない状態で法廷へとなだれこんだ、ってワケ。さらには判事が、裁判のライブ配信を許可したため、ふたりの法廷ガチバトルが全世界にストリーミングされることになったの。

史上最悪な大恋愛の記憶

裁判がはじまって明らかになったのが華やかなイメージのウラに隠された、なんとも醜い(みにくい)ふたりのすがた。メールのやりとり、写真、証言大量の証拠が公開されてね。その中には、ケンカになるとアンバーがジョニーのことを「デブな老人」、ジョニーは彼女のことを「才能ゼロのもうすぐ(歳をとって)ブスになるオンナ」と、ののしり合っていた、という記録もあるの。

でもね、アンバーの「ジョニーに肉体的、性的に暴力をふるわれていた」という主張を裏づける証拠はなかったのよ。例えば「鼻の骨が折れたかとおもうほど、ジョニーに何度も殴られた」と証言したアンバー。でもその殴られた、とされる日の翌日に彼女が、顔に傷がひとつもついていない状態でパーティーに出席していたことが証明されてね。

殴られたとされる日の翌日、201456日に撮られたアンバーの写真。傷ひとつない顔。

さらにアンバーが、離婚申請を提出するさいに、自らパパラッチにそのことをリークしていたことまで判明。その際に顔にあったアザも、彼女がジョニーの評判をおとしめようと自作自演したのでは?と疑いの目が向けられてね。さらにオドロキなのは、アンバーが「全額チャリティに寄付しました!」と言っていたはずの10億円の慰謝料を、じつはこっそりふところに入れてたという衝撃の事実がバレてしまったこと。それ以来、ソーシャルメディアでは、彼女の証言がほとんどウソなのではないかと考える人のコメントで、あふれかえるようになったの。

アンバーの証言に含まれるウソを徹底的に追求したジョニー側の弁護士、カミラ・バスケス(右)。ふたりの緊張感あふれるやりとりは、ネット上で大きな話題に。

裁判が進むにつれて明らかになったのは事実はそれだけじゃないの。なんとアンバーのほうがジョニーに肉体的な暴力をふるっていた、という事実がつぎつぎと明らかになってね。ケンカ中にアンバーがなげたウォッカのボトルがジョニーにあたって、彼の指の先を切り落としていたというのは有名な話。その他にも「あなたのこと殴ってないわよ!たたいただけよ!」と自らジョニーに手をあげたことを認める肉声が公開されるなど、裁判はどんどんアンバーに不利な状況にかたむいていったの。

アンバー・ハードは「ナルシシスト」?

一部始終が世界中にライブ配信されたこの裁判。日がたつにつれて、ソーシャルメディア上では、アンバーは典型的な「ナルシシスト」だという意見があふれかえるように。「ナルシシスト」とは、「自己中心的で尊大な行動をとる人」という意味で欧米ではかなり一般的に知られている概念(がいねん)なのね。さらにそれがひどくなると「自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder)」という精神疾患になるといわれているの。

ジョニー側の証人として出廷した精神科医、カレー氏は、アンバーを「自己愛性パーソナリティ障害」および「演技性パーソナリティ人格障害」と診断したことを証言。この医師によるとアンバーの「感情の起伏が激しさ」「重大な問題をなんでもないことのようにゆがめて考えるクセ」「自己正当化が激しいが他人には不寛容であること」「非常に自己中心的で、自分の利益のために人をあやつる」などの性質が顕著(けんちょ)だったらしいの。

▼ジョニー側の証人として出廷した精神科医、カレー氏

ただしこの精神疾患をもつ人は、すごく魅力的で、社交が上手である場合が多いらしいの。恋愛については「関係の初期には、非常に情熱的で、ロマンチック。完ぺきな恋人のように思える場合が多い」と述べたカレー医師。最初からこの性質を見破るのは、なかなかむずかしいらしいわ。一般的にこれらのパーソナリティー障害をもつ人との恋愛は、ときがたつにつれて精神的または肉体的なDVをふくむ破滅的なものになる、といわれているの。残念ながら、ジョニーとアンバーの関係は、それを証明する典型的なケースだったみたいね

ジョニーが払った高い代償

結局、判決はジョニーの申したてがほぼ認められ、アンバーは彼に1000万ドル(約136000万円)を支払うことに。これに不服なアンバーは、現在あらゆる手をつかってなんとか賠償金を減額しようとしているところなの。

高額な賠償金を勝ち取りはしたものの、ジョニーにとってこの裁判の目的はお金ではなく、名誉を取り戻すためのもの。アンバーに出会ってからの彼の落ちぶれぶりは、客観的にみてもかなりのもの。ストレスからアルコールや薬物摂取がひどくなり、見た目もかなり疲れてしまった様子だったわよね。キャリアを失い、「DVオトコ」のレッテルのおかげで、彼だけではなく、彼のふたりの子供たちも誹謗中傷の対象になっていたことは周知の事実。

法廷では決してアンバーと目を合わせようとしなかったジョニー

今回の判決は「自分はともかく、子供のためにも名誉を晴らしたい」というジョニーの切なる願いがようやく現実になった、ともいえるのではないかしら。またこのケースは「パーソナリティー障害」についてや、「男性もDVの被害者になるケースがある」という認識を世間にひろめたことでも評価されているの。実際に、ネット上では「ボクも彼女にDVされていたけど、だれも信じてくれなかった」など、男性からのコメントも多く見られるように。この裁判は、セレブの離婚劇というゴシップでありながら、社会問題に一石を投じたかなりヘビーな内容であった、といえるかもね。

じつは、まだまだ続くと思われる、ジョニー&アンバー劇場。アンバーはすでに、判決を不服として控訴しているの。今後の展開がどうなるのか、いっときも目を離せないわね!

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