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大人気ドラマ「ブレイキング・バッド」、「ベター・コール・ソウル」に続くスピンオフの計画はある? ショーランナーに聞いてみた

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大人気ドラマ「ブレイキング・バッド」の世界における新たなスピンオフの可能性について、ショーランナーであるヴィンス・ギリガンとピーター・グールドがコメントしている。

「ブレイキング・バッド」は、アメリカのAMCチャンネルで2008年から2013年にかけて放送されたテレビドラマ。余命わずかの高校教師ウォルター・ホワイトが、家族のために麻薬の精製という危険な副業を始める物語。米ニューメキシコ州アルバカーキという都市が実際に抱えている麻薬中毒や犯罪といった社会問題に真っ向から切り込んでいる。同ドラマは世界中で人気を博し、さまざまな批評家の称賛を受け、多くの賞を受賞。現在は、この作品の前日譚「ベター・コール・ソウル」がネットフリックスで配信され、8月16日でいよいよ最終話が配信され、物語が完結する。

テレビ批評家協会2022年夏のプレスツアーに、「ブレイキング・バッド」と「ベター・コール・ソウル」のショーランナーであるヴィンス・ギリガンとピーター・グールドが登場。ドラマ終了について話した後、他のスピンオフの可能性についてコメントした。

今のところ、「ブレイキング・バッド」の別のスピンオフを制作する予定はないという。

ヴィンス・ギリガンは、「ラスベガスの比喩はおそらくまちがいですが、何度も何度も赤の21のカードにすべてのお金を入れておくことはできません」「我々は、『ブレイキング・バッド』のスピンオフ(『ベター・コール・ソウル』)で限界に挑戦しました。その結果にはこれ以上ないほど満足していますし、その後『エルカミーノ』(ブレイキング・バッドの続編映画)をやって、とても誇りに思っているのですが…パーティーから離れるタイミングは知っておいた方がいいですよね。この『ブレイキング・バッド』のユニバースで、これ以上何かやる予定は今のところありません」と、現在スピンオフについて考えていないことを明らかにした。

「『ブレイキング・バッド』の最後にも聞かれましたが、同じ答えでしたね。自分が一本調子でないことを証明したいのです。この人たちと一緒に仕事をするのが好きなのです。何があってもバンドは続けたい。でも、違う世界観でね」と、チームとしてはまた何か作品作りをする可能性を示唆した。

ピーター・グールドもこれに同意しているが「絶対ない」とは言い切っていない。「でも、ヴィンスと同じように、他にもやってみたいことがあります。とはいえ、私はアルバカーキが大好きです。(『ベター・コール・ソウル』の主演の)ボブ・オデンカークも大好きです。レア・シーホーンも大好きです。ヴィンス・ギリガンも大好きです。だから、バンドはできるだけ一緒にいるつもりですし、絶対にないとは言い切れないです。数年後、僕らがどうなっているか、誰にも分からないですよね」と、可能性を残すコメントをした。

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