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平手打ち事件が一大騒動となったクリス・ロック、なんと2023年のアカデミー賞の司会を依頼されていた! これに対するクリスの返答とは・・?

クリス・ロック Photo: Chris Pizzello/AP/Shutterstock NEWS
クリス・ロック Photo: Chris Pizzello/AP/Shutterstock

クリス・ロックにとって、2023年のアカデミー賞に復帰することは、犯罪現場に戻るようなものかもしれない。

コメディアンで俳優のクリス・ロックは、今年の「第94回アカデミー賞授賞式」でプレゼンターとして登壇。その中で、ウィル・スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルに関するジョークを飛ばし、これにウィルが激怒。ウィルはステージに上がり、クリスに平手打ちをお見舞いし、さらに生放送であるにもかかわらず放送禁止用語を言い放ち、大きな問題となった。

そんなクリスは、じつは来年のアカデミー賞での司会を依頼されたが、辞退したのだという。

アリゾナ・リパブリック紙によると、現在コメディショー・ツアーを行なっているクリスは、先日フェニックスのダウンタウンにあるアリゾナ・フィナンシャル・シアターで開催されたショーのトークの中で、O・J・シンプソンの殺人裁判を例えに出し、アカデミー賞に戻ることは、“O・J・シンプソンの元妻であるニコール・ブラウンが何者かに殺害される前に、メガネを置き忘れた「レストランに戻る」ように頼むようなもの”だと観客に話したという。

今年5月、ABC局のエンターテインメント担当の幹部であるクレイグ・エリックは、Deadlineに対し、クリス・ロックが来年、授賞式の司会を務めることに前向きであることを明かしている。クリスが司会を務めることで話題を呼び、視聴率アップが見込めると考えているようだ。

エリックは「明らかに(今年の放送をめぐって)多くの論争があり、それが番組に関する多くの肯定的な事柄を覆い隠してしまったが、私は番組にとても満足している」と述べている。「今シーズンのどの授賞式よりも、大きな反響がありました」と、事件はあっても大きな話題になったことをポジティブに捉えていると明かしていた。

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