NEWS

英国王室、ネットフリックスの王室ドラマ「ザ・クラウン」にある警告を表示するよう要求していた! その内容とは・・?

イメルダ・スタウントン演じるエリザベス女王 NEWS
イメルダ・スタウントン演じるエリザベス女王

英国王室が、ネットフリックスの王室ドラマ「ザ・クラウン」に対して、最新シーズンの中で、ある警告を出すよう要請していたことがわかった。

まもなく配信される「ザ・クラウン」のシーズン5では、イメルダ・スタウントン演じるエリザベス2世が注意深く見つめる中で、チャールズ皇太子(演:ドミニク・ウェスト)とダイアナ妃(演:エリザベス・デビッキ)の結婚が中心に描かれる予定だ。

エリザベス女王の死後、チャールズ皇太子はチャールズ国王に任命され、英国王室には新たな支配者が誕生した。上級王室関係者によれば、バッキンガム宮殿はネットフリックスに対し、「ザ・クラウン」はドキュメンタリーではなく、ドラマだという警告を加えるよう求めたとも、英Telegraphは伝えている。

チャールズ国王の無名の友人は、配信が控えているシーズン5について「搾取的」と呼んでおり、ネットフリックスは人の名声を台無しにすることに良心の呵責もないと考えているそうだ。

シーズン5は11月9日よりネットフリックスで配信される予定で、主に1990年代から2003年について描かれるとのこと。また、シーズン6ではダイアナ妃の死も含まれているという。

チャールズ国王は「ザ・クラウン」を一度も見たことがないとされているが、同シリーズに出演していたマット・スミスは、ヘンリー王子と故エリザベス女王が、この作品に夢中になっていると認めている。

2020年、英国政府は「ザ・クラウン」のエピソードに先だち、免責事項を発行するよう要請。文化長官のオリバー・ダウデン氏は、英Daily Mailに「ザ・クラウン」について「美しく制作されたフィクションなので、ほかのテレビ番組同様に、ネットフリックスは冒頭でそれがフィクションだと明確にすべき」と語っていた。

tvgrooveをフォロー!