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ウィリアム皇太子、エリザベス女王の死去後初のスピーチ! 「喪失感を抱えているとき・・」 最愛の祖母への想いを語る

左からジョージ王子、ウィリアム皇太子、エリザベス女王 Photo: Tim Ireland/AP/Shutterstock NEWS
左からジョージ王子、ウィリアム皇太子、エリザベス女王 Photo: Tim Ireland/AP/Shutterstock

ウィリアム皇太子が、今は亡き最愛の祖母を追悼している。

10月4日(火)、イギリスのウィリアム皇太子が、ロンドンのサイエンスミュージアムで開かれたNPO「United for Wildlife」のグローバルサミットに出席。各国の関連部署から約300人の代表者が出席する中、9月8日に祖母であるエリザベス女王が亡くなって以降、初めて公の場でスピーチを行った。

米ピープル紙が報じたところによると、ウィリアム皇太子はスピーチの中で、「自然とは、私たちが持つ最大の財産のひとつです」と述べ、「これについては、幼い頃から父、そして祖父から学びました。2人とも、熱心な自然主義者なのです。そして、自然界をとても大切にしていた亡き最愛の祖母からも学びました」と、故エリザベス女王の存在の大きさに言及したという。

そしてウィリアム皇太子は、「喪失感を抱えているとき、恋しく思う人に仕事を通して敬意を表することができることはなぐさめになります。そして野生動物の違法取引をなくすため、こうして前進していることは、私にとって大きな励みになるのです」と付け加えたという。

NPO「United for Wildlife」は、ウィリアム皇太子が2014年に立ち上げた団体で、「絶滅危惧種を野生生物の違法取引から守る」ことを目的としている。

違法な野生生物の取引は年間20億ドル(約2892億ドル)もの額になっているともされており、ウィリアム皇太子はこのような卑劣な犯罪行為の闇をあばくべく、熱心に活動してきている。

同団体のウェブサイトには、「私たちの使命は、売買業者が違法な野生生物製品を輸送し、資金を調達し、利益を得ることを不可能にするべく、セクターを超えた協力体制を構築することを使命としています」と記されている。

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