テイラー・スウィフトが、チケット販売をめぐる混乱について、ついに沈黙を破った。
11月中旬より始まった、歌手テイラー・スウィフト待望のコンサートツアー「The Eras Tour」のチケット販売。
ところが、チケット発売日にあまりに多くのアクセスが殺到したことから、チケット販売会社「チケットマスター」のシステムに混乱が生じ、多くの人々がアクセスできなかったり、長時間待たされるなど、問題が発生する事態となっていた。
この状況を重く見たチケットマスター側は、一般発売の日程をキャンセルするという対応をとっている。
この騒動を受け、11月18日（金）、テイラー本人が自身のインスタグラムのストーリー機能を更新。長文のメッセージを投稿した。
「私がファンのみんなを非常に大切にしていることは、言うまでもないわよね」と切り出したテイラーは、「私は、私と同じようにファンを大切にする私のチームと一緒に、ファンのみんながより良い経験をしてくれればいいなと思って、特別に今回のような流れにしたの」とチケット販売を外部に委託した理由を明かした。
その上でテイラーは、「このように信頼性や忠誠心の高いファンとの関係を外部にゆだねるのは本当にむずかしいし、なすすべもなく事態が混乱するのを見ているのはなんとも耐えがたいことよ」とつづり、「このような混乱に至ったのにはたくさんの理由があって、私もいま、どうしたらこの状況を改善し、前進できるのか模索しているところ。これまで何度も何度も、（チケットマスター側に）需要に対応できるのかたずね、『できる』と言われてきた。だから容赦はしない」と怒りをあらわにした。
そして、「240万人もの人々がチケットを手にできたのは本当にすばらしいこと。でも多くのみんなが疲れ果て、ガッカリしたような気持ちになってしまったのは残念で仕方がない」と悔しさをにじませたテイラーは、「チケットを取れなかったみんなも、いつかみんな一緒に歌える機会を作りたいと思っているの。コンサートに行きたいと思ってくれてありがとう」と感謝の言葉で締めくくった。
