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再来日を果たした人気DJ ジョナス・ブルーにインタビュー! ついに日本ツアーが実現、ファンとの久しぶりの交流に大興奮! さらにビッグすぎるプロジェクト&新アルバム構想が明らかに

ジョナス・ブルー INTERVIEWS
ジョナス・ブルー

イギリス出身の人気DJ/音楽プロデューサーのジョナス・ブルーが、待望の日本ツアー実施のため再来日を果たした。

ジョナス・ブルーが作り出す、清涼感溢れるピアノを軸とした美しいメロディーと、トロピカルなサウンドは“リゾート・ミュージック”とも称され、ダンス・ミュージックの垣根を超えて世界中のファンを虜にしている。

2015年にリリースしたトレイシー・チャップマンの1988年の大ヒット・シングル「ファスト・カー」をトロピカル・ハウス風カヴァーしたデビュー・シングル「ファスト・カー feat.Dakota」が UKチャート最高位2位を記録し同チャート11週連続TOP10入りし、世界的にもヒットを果たす。 

その後、2016年6月にはセカンド・シングル「パーフェクト・ストレンジャーズ feat. JP.クーパー」、2017年5月に発売となった「ママ」も次々とヒットを飛ばし、2018年5月にリリースした「ライズ」がLINE MUSIC ソングチャート 、iTunesソングチャート洋楽、USEN洋楽チャート等、日本国内の主要チャートで軒並み1位を獲得 。名実共にトップ・プロデューサーの地位を確立した。

【動画】Jonas Blue – Mama ft. William Singe (Official Video)

【動画】Jonas Blue – Rise ft. Jack & Jack (Official Video)

そんなジョナス・ブルーが、2020年のパンデミックにより延期となってしまった日本ツアーを実現するため、来日を果たした。

今回tvgrooveは、ジョナス・ブルーに2回目となる単独インタビューを実施。日本ツアーと日本のファンのこと、家族、BE:FIRSTとのコラボ、サム・フェルトとのプロジェクト、そして今後明かされるビッグプロジェクトについてたっぷりと語ってもらった。


待望の日本ツアーが実現!

ーー今回、桜の時期に来日されました。もう桜は見ましたか?

日本に着いて1日目の朝に見たよ!かなり時差ボケだったんだけど、ホテルから出たら桜が咲いていたんだ。美しかった。でも、道いっぱいに桜が咲いている場所を見つけないとね!そしたらそこで写真が撮れるね。

ーー今回、待望の日本ツアーのため来日されました。すでに名古屋、大阪、福岡で公演をされましたが、いかがでしたか?

すばらしかったよ!パンデミックでツアーが延期になってから3年が経って、日本のファンのみんなの高まりはクレイジーなくらいすばらしかった。たくさんのファンから「いつ日本に戻ってくるの?」という質問ももらっていたから、また戻ってきて待望のショーができるのは本当に本当にうれしいことだよ。日本のファンのエナジーはすばらしいものだね。名古屋、大阪、福岡での公演はすばらしかったし、今夜の東京公演(3月20日)も楽しみだよ!

東京公演の動画↓↓

ーー久しぶりに日本のファンに会うのはいかがでしたか?

ファンとミート&グリートができたのはとってもクールだったよ。外でファンと写真を撮ったり、グッズにサインをしたりもしたんだ。昨日は(1日限定の)ポップアップショップをオープンしたんだ。初めての試みだったんだ。それもすばらしかったね。日本でお店をオープンさせたいよ。

ーーそれはステキなアイディアですね!

そうやって、ファンとつながるのはステキなことだよね。ショーではファン全員と直接は会えないから、そうやって会う機会があるのはいいよね。

ーー地方でも観光や食事を楽しまれましたか?

毎日色々食べて、美味しいものをたくさん食べてるんだ!福岡では「一蘭」の本店でラーメンを食べたよ。

パンデミックの時期はひたすら音楽制作に励んでいた

ーー前回予定されていた日本ツアーは、コロナのパンデミックにより延期になってしまいました。パンデミックの時期はどのように過ごしていましたか?

もちろん、残念ながら1度もライブはなかったね(笑)。僕にとってDJとしてプレイすること、音楽作りはとても重要なことだけど、プレイすることができなかったからとてもむずかしい時期だった。だから僕はただ頻繁にスタジオ入りして、ずっと音楽作りに励んだんだ。でも、それまで長い間ずっとツアーをし続けていたから、休憩する期間をもうけることができたのはよかったと思う。にしても、3年は長すぎたけどね(笑)。まあでも、再び充電して音楽を作ることができたのは良かったね。

世界各地に家族や友人を同行させる理由

ーージョナス・ブルーさんのインスタグラムの投稿を見ていると、頻繁に家族が登場し、イベント時には一緒に旅行したり、ツアーにも招待したりしていますよね。家族と一緒に何かをするということを重要視しているのでしょうか?

もちろんだよ。ツアーというのは、時間の感覚を失ってしまうんだ。時間が過ぎ去るのを早く感じるからね。週、月、年が経つのがすごく早いんだ。だから僕にとってツアーの中で家族、友人と過ごすのはとても大切なことなんだ。また、経験という点でもね。多くの人はこういったクレイジーな生活がどういったものなのか想像できないと思う。僕たちはいま日本にいて、次にマイアミまで飛んで・・といった生活を普通の人は理解することができないから、そういった意味でも、家族や友人を連れてきて経験してもらうのもいい機会だと思う。さらに、彼らといることでツアー中でも自分がおかしくならずに正気さを保てるという部分もあるね(笑)。

今回の来日ではお母さんが同行し、一緒に都内の人気スポット「チーム・ラボ」へ↓↓

家族旅行でのワンショット↓↓

ーー愛犬のクインシーもとっても愛らしくて、見ていて癒されます。なぜクインシーという名前をつけたんですか?

ああ、彼もいまここにいたらよかったのにな(笑)!名前は、有名音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズから取ったんだよ。彼は僕にとってのミニ・クインシー・ジョーンズさ(笑)。僕がスタジオにいる時もいつもクインシーと一緒に過ごしているんだ(笑)。

ーークインシーもジョナスさんの音楽が好きですか?

そうだね!スタジオにずっといて、寝てるけど(笑)。好きにちがいないね。

BE:FIRSTとコラボに至ったエピソードを明かす

ーージョナス・ブルーさんは、「Don’t Wake Me Up」で、オリジナル版ではWhy Don’t Weとコラボし、日本版では、日本の人気グループBE:FIRSTとコラボを果たしました。なぜコラボ相手にBE:FIRSTを選んだのでしょうか?

オリジナルバージョンの「Don’t Wake Me Up」がとてもヒットして、それを他のボーイズ・グループともやったらすごくクールなんじゃないかって思ったんだ。日本でも僕の音楽が広まってきていたから、日本のボーイズ・グループとやったらおもしろんじゃないかと思って色々考えていたとき、BE:FIRSTがアイディアに浮かんだんだ。BE:FIRSTのことが気に入ったし、彼らの音楽もステキだと思ったからね。それから、一緒に音楽フェス「フジロック」でパフォーマンスできたらすばらしいんじゃないかと思ってね。実際に去年のフジロックで彼らとステージに立つことができた。そういった感じで話が早く進んで、フジロックは最高のものになったね。

【音源】Jonas Blue, BE:FIRST – Don’t Wake Me Up (Japanese Version – Lyric Video)

【動画】Jonas Blue, Why Don’t We – Don’t Wake Me Up (Official Video)

ーー昨年は、フジロック出演のため来日を果たしました。BE:FIRSTもサプライズでステージに登場しましたよね。彼らとのステージでの共演、そして2回目となるフジロック出演はいかがでしたか?

今回のフジロックは、パンデミックが終わった直後の日本のステージだったから、今までとは全然ちがうものだったね。(2019年に)僕が初めてフジロックでパフォーマンスしたときは台風だったんだ。今回は嵐もなく静かで、たくさんの人が来てくれて本当にすばらしかった。そして、パフォーマンスの2日前にBE:FIRSTとはじめて会ったんだ。楽曲のコラボはオンライン上で進めていたからね。フジロックのために「Don’t Wake Me Up」の振り付けの準備をして、それを見た時うれしかったね。彼らの人柄もステキで、フジロックでは彼らとすばらしい時間を過ごすことができたよ。

フジロックのステージで共演したジョナス・ブルーと、BE:FIRST

フジロックのステージで共演したジョナス・ブルーと、BE:FIRST

【動画】Jonas Blue & BE:FIRST in Japan

ーー日本版では、日本語で歌ってる箇所もあります。自身の楽曲を日本語でアレンジしてみていかがでしたか?

僕はそんなに日本語がわからないから、BE:FIRSTのプロデューサーであるSKY-HIが、日本語バージョンの「Don’t Wake Me Up」の制作を手助けしてくれたんだ。「こんな感じでどうでしょう?」とやりとりして、彼が日本語歌詞の制作をしてくれたんだ。彼との仕事はすばらしいものだったよ。僕ももっと日本語勉強するね(笑)。

ーー今後も日本のアーティストとコラボする予定はありますか?

ぜひしたいね!いつも世界のさまざまなアーティストとコラボしたいと思ってきたし、僕の音楽にとっても重要なことなんだ。実際、BE:FIRSTとのコラボは成功を収めたし、これからもまたほかのアーティストとコラボしたいね。

ULTRA MIAMIでビッグニュースを発表!

ーー先日、インスタグラムで、もうすぐ行われる音楽フェス「ULTRA MIAMI」でビッグニュースがあると投稿していました。このニュースに関するヒントを教えていただけますか?

じつは・・まだこの話はしたことがないんだけど、人気DJのニッキー・ロメロとのコラボ曲が出るんだ。それをULTRA MIAMIで初めて披露する予定なんだよ。ドイツの人気歌手ニコ・サントスが歌っているんだ。ニッキー・ロメロとのコラボは僕にとって初めてで、まだ誰も知らないけどULTRAで発表するんだ。僕は3月24日(金)にプレイして、ニッキーは3月25日(土)にプレイするんだけど、僕は土曜の彼のステージの最後にも登場して、コラボ曲を披露する予定だよ。すばらしい瞬間になるだろうね。

【動画】ニッキー・ロメロのステージにジョナス・ブルーがサプライズ登場し、コラボ曲を初お披露目!(51分30秒あたり~)

ーーまた3月16日に、サム・フェルトとのコラボソング「Crying On The Dancefloor」をリリースしました。彼とは「エンドレス・サマー」というプロジェクトを発足し、コラボし続けていますが、今回の楽曲のコンセプトを教えていただけますか?

サム・フェルトとはずっと一緒に何かやりたいと思っていて、そこから発足したのが「エンドレス・サマー」というプロジェクトなんだ。サムとはよく音楽フェスで一緒になることが多くて、「何か一緒にやらないか?」となったんだ。お互いのファン層が似ているから、一緒にやったらすごくおもしろいだろうと思ってね。プロジェクトは去年始まって、アメリカでも成功を収め、今週末のULTRA MIAMIでも一緒にプレイするよ。

ジョナス・ブルーと、サム・フェルト

ジョナス・ブルーと、サム・フェルト

「Crying On The Dancefloor」の制作は4ヶ月前くらいにスタートして、ULTRA MIAMIに向けてリリースするのは完ぺきなタイミングだと思ったよ。そろそろ新曲が必要だったからね。そういったことから制作が始まって、昔のヒットソングをサンプリングに取り入れたんだ。ULTRAに向けて何かクールなことをしたいと思っていたし、いい曲になったよ。

ーー夏にぴったりの曲ですよね。また、サンプリングに「Better Off Alone」を取り入れていますよね。なぜその曲を選んだのでしょうか?

現在、人々は昔の曲をサンプリングしている曲が好きだし、僕にとっても昔の曲に新たな歌詞を乗せるのはおもしろそうだなと思ったんだ。デヴィッド・ゲッタの「I’m Good (Blue)」にインスパイアされて、僕たちもそうしたいなと思ったんだ。

【音源】Crying On The Dancefloor

すでに新アルバムを制作中!そのコンセプトとは・・?

ーージョナス・ブルーさんは、2018年にアルバム「Blue」をリリースして以来、アルバムをリリースしていませんが、今後アルバムをリリースする予定はありますか?

もちろん、あるよ!ただ、いつになるかはわからないけど(笑)。すでに制作は始めていて、仕上げなきゃね。今年の終わりくらいになるかな。すでにアルバムのタイトルは決めていて「Together」というんだ。

ーー新アルバム「Together」のコンセプトについて教えていただけますか?

パンデミックの時期に制作がスタートしたんだ。その時期はツアーも旅行もできなかったから、ほかのDJたちが一緒(Together)になれる場所を作りたかったんだ。そんなことから始まって、これがアルバムのコンセプトになったらクールなんじゃないかと気づいたんだ。エド・シーランが出したコラボアルバム(「No.6 コラボレーションズ・プロジェクト」)のようなね。それを世界のDJと共にやったらすごくいいんじゃないかって。だからよりサム・フェルト、フェリックス・ヤーン、ニッキー・ロメロとコラボするに至ったんだ。

ーー最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

皆さんこんにちは、ジョナス・ブルーです。日本の皆さんのあたたかいサポートに感謝しています。またすぐにお会いしましょう。

(インタビュー終わり)


【動画】Jonas Blue – Perfect Strangers ft. JP Cooper (Official Video)

ジョナス・ブルー アーティスト情報

日本公式HP:https://www.universal-music.co.jp/jonas-blue/

Instagram: https://www.instagram.com/jonasblue/

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