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J.K.ローリング、ドラマ化が決定した「ハリー・ポッター」をボイコットされても気にしない!? 平然としたツイートを投稿 「たくさんシャンパンを用意しておくわ」

J.K.ローリング FILMS/TV SERIES
J.K.ローリング

小説「ハリー・ポッター」の作者J.K.ローリングは、ドラマ化が決定した「ハリー・ポッター」の視聴をファンにボイコットされようがお構いなしのようだ。余裕しゃくしゃくなツイートをし話題となっている。

4月21日、ツイッターにて「ひどいニュースがあるんだけど、みんなにシェアしないと」と切り出したローリングは、「私をメンションしている活動家たちが、今度は私が制作するドラマ版『ハリー・ポッター』をボイコットしようとしているの。あらかじめ警告を受けているのは、あらかじめ武装しているのと同じ。たくさんシャンパンを用意しておくね」とツイートし、批判に対して強気な姿勢を見せた。

このツイートが投稿される約1週間ほど前、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ローリングの名作である小説「ハリー・ポッター」シリーズが、新たにドラマとなって帰ってくることを発表。HBOとMaxのCEOであるケイシー・ブロイスは、4月前半に行われたプレゼンテーションにて「私たちは、ホグワーツを全く新しい形で探求する機会をみなさまに与えられることになり、大変うれしく思います」と述べた。また「『ハリー・ポッター』は文化的現象であり、魔法ワールドに対する永続的な愛と渇望が存在するはずでしょう」と話し、ドラマへ期待を寄せた。

新しいキャストを迎え、「10年ほど続く」とされているドラマ版「ハリー・ポッター」で、ローリングはエグゼクティブ・プロデューサーを務める。ローリングは声明の中で「Maxが私の小説の威厳を保つのに貢献してくれたことは、私にとって本当に重要なこと。長いドラマシリーズによってしか得られないレベルの深みや細かさを実現してくれる、この新たな改作に参加できるのが楽しみ」と述べており、ドラマ版「ハリー・ポッター」に携われる喜びをあらわにしている。

ドラマ化が正式に決定したことについて、ファンからは歓喜の声があがる一方、一部ファンからはドラマ版「ハリー・ポッター」の視聴をボイコットするという声も少なくない。その理由はローリングの近年の発言にある。

ローリングは2019年12月、オンライン上でトランスジェンダー嫌悪発言をした後、仕事から解雇されたイギリス人の研究者マヤ・フォーステーターを擁護。当時、ローリングは「自分が喜ぶような格好をして。自分を好きなように呼んで。性交同意年齢に達した人と寝て。平和で安全な状態で、最高の人生を送って。でも、性別は本物であると発言した女性を追いやるなんて #マヤを支持する #本気で言ってる」とツイートし、マヤに賛同する立場を取った。

翌年7月、ローリングは自身のブログで、さらに強固な意見を述べた。「マヤを擁護したら、何が起こるかは完ぺきにわかっていたの。それから、4、5回は私に対する追放運動が起きているはず」「暴力的な脅しが来ることも、私の嫌悪発言でトランスジェンダーの人々を傷つけることになるのも、嫌な悪い女扱いされるのも予想していた。私の本が燃やされることももちろんわかっていた。あるヒドい男は、私の本を肥料にすると言っていたけどね」とつづり、批判も覚悟の上での発言であったことを明らかにしていた。

また、この発言の1か月前、ローリングはツイッターに「新型コロナウイルスが、いかに“月経がある人”の健康状況を変えたか」というタイトルの記事のリンクを添える形で、「『月経のある人々』を指す言葉って、昔はあったような気がするけど。ウンベンだっけ?ウィンパンド?ウーベンだったかしら?」と、「月経がある人」のことを「女性(ウーマン)」と呼ばない世間を揶揄(やゆ)する投稿をし、ネット上で「反トランスジェンダー」だと大バッシングを浴びた。

ローリングのこうした発言は、ファンの間だけではなく、映画版『ハリー・ポッター』の出演者たちの間でも議論を巻き起こしており、ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、ボニー・ライト、エディ・レッドメインなどの出演者たちはトランスジェンダーの人々に対する支持を表明。その一方で、ヘレナ・ボナム=カーター、故ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズはローリングを擁護している。

批判を受けても、自分の意見を発信し続けてきたローリング。一部ファンや活動家からドラマ視聴をボイコットされたとて、彼女にとって何らダメージはないようだ。

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