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「泥酔状態」で乗務しようとしたデルタ航空のベテラン操縦士が逮捕! 便は急きょ欠航に

デルタ航空 Photo: Arnulf Hettrich/imageBROKER/Shutterstock NEWS
デルタ航空 Photo: Arnulf Hettrich/imageBROKER/Shutterstock

デルタ航空のベテランパイロットが、酒に酔った状態で乗務しようとし、逮捕されていたことがわかった。

6月16日(金)、スコットランド・エディンバラ空港発ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港行きのデルタ航空209便が、乗客の搭乗が完了した後に欠航となった。乗務予定だった61歳のパイロットが、空港で逮捕されたことが原因だった。

この便は午前10時37分に出発予定だったが、パイロットが逮捕されたのは10時ごろだった。

このパイロットの名前は公表されていないものの、乗務員の飲酒制限を定めたイギリスの2003年鉄道・運輸安全法に基づいて起訴されたという。

航空会社のスタッフの血中アルコール濃度は、血液100ミリリットルの内20ミリグラムと法律で定められている。

デルタ航空の広報担当者はメディアに対し、「デルタ航空は、金曜の朝、クルーの1人がエディンバラ空港で拘束されたことを確認しました」との声明を発表。さらに、「デルタ航空は現在、警察当局の継続的な問い合わせに対応しております。6月16日のデルタ航空エディンバラ発ニューヨーク行きの便は欠航となり、お客様には宿泊施設を提供いたしました。今回の件でご迷惑をおかけしたお客様にお詫び申し上げます」と付け加えている。

また、同社は声明の中で、「弊社のアルコールポリシーは業界内でももっとも厳しいものの1つであり、違反は許されません」と強調した。

なお、同社はこのパイロットの処分の程度については言及していない。

The Post紙はデルタ航空にコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。

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