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映画『怪物』脚本家の坂元裕二、ネットフリックスと5年契約を締結!  「世界的な舞台で展開されることを楽しみにしています」

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坂元裕二

ネットフリックスが、日本の脚本家坂元裕二氏と5年間のコラボレーション契約を結んだことがわかった。

坂元裕二氏といえば、先日の「第76回カンヌ国際映画祭」で、是枝裕和監督の映画 『怪物』にて、日本映画史上2度目となる最優秀脚本賞を受賞したことでも話題となった。

【動画】映画『怪物』予告映像

坂元氏のネットフリックス作品第一弾として、今年後半に公開が予定されているのは、彼が脚本家兼プロデューサーをつとめた映画『クレイジークルーズ』。吉沢亮と宮崎あおいがダブル主演するミステリー・ラブコメ作品となっている。

ネットフリックス社コンテンツ部門バイス・プレジデント坂本和隆氏は今回の契約について、「坂元裕二さんはこれまで、社会派から軽快なコメディ、ラブストーリーにいたるまで、私たちの心をとらえ、何度でも繰り返し見たくなるような傑作を世に送り出し続けています」と述べ、「坂元さんならではの独創的なストーリーテリングが、最高の制作環境のもとで現実のものとなり、世界的な舞台で展開されることを楽しみにしています」と付け加えている。

坂元氏は過去数十年間にわたって、日本のテレビドラマ・映画界をあらゆる作品で彩(いろど)ってきた。1990年代に手がけたドラマ「東京ラブストーリー」は、当時社会現象を巻き起こすほどの大ヒット。さらにドラマ「Mother」は、フランス、スペイン、韓国、タイ、中国、トルコでリメイクされた。他にも、「カルテット」「最高の離婚」「大豆田とわ子と三人の元夫」など、数々の名作で視聴者を楽しませている。また、2021年に公開された菅田将暉・有村架純主演の映画『花束みたいな恋をした』は、興行収入38億円を超える大ヒット作となった。

なお、ネットフリックスは今後、世界的な人気アニメ「幽遊白書」や『シティハンター』の実写化を展開していく予定。これから、日本のコンテンツにますます注目が集まることになるだろう。

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