女優シドニー・スウィーニーが、次期ジェームズ・ボンド作品の“ボンドガール”候補として注目を集めている。Amazon MGMがシリーズの制作権を取得して以来、CEOのジェフ・ベゾスがシドニーを新たなヒロインとして推しているという噂が広まっている。
その噂が加速したのは、2025年6月にイタリアで行われたベゾスとローレン・サンチェスの豪華な結婚式にシドニーが出席したことがきっかけだ。彼女は新郎新婦と親しい関係ではないにもかかわらず招待されており、その背景にはベゾス夫妻がシドニーの新しいランジェリーブランドに出資しているという情報がある。
シドニーはVariety誌のインタビューで、ボンドガールの噂について初めてコメントした。記者からの質問に対し、「言えない」と答えた後、沈黙。そして「分からない」と続け、再び沈黙。はっきりとした回答は避けつつも、「ボンドシリーズの大ファンなので、今後の展開には興味がある」と語った。
さらに「脚本次第ですね。むしろジェームズ・ボンド役の方が楽しそう」と冗談交じりに答え、ファンの期待をさらに高めた。
映画関係者によると、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴはシドニーの演技力と若者への訴求力を高く評価しており、彼女の身体能力やフェミニンな魅力が歴代ボンドガールのイメージに合っているという。
一方、シドニーは現在、ランジェリーブランドの立ち上げにも取り組んでいる。この事業は、ジェフ・ベゾスとマイケル・デルが出資する「Coatue Innovation Fund」を通じて、ベン・シュワーリンが支援している。1年以上かけて準備してきた大きなプロジェクトであり、彼女の新たな挑戦となっている。
また、シドニーはAmazon MGMが制作するビデオゲーム原作映画『Split Fiction』にも主演予定で、これもベゾスとの関係を深める一因となっている。彼女の結婚式出席は「未来のボスへの敬意」とも報じられており、ハリウッドの古き慣習を思わせる動きだ。
今後、シドニー・スウィーニーがスクリーンでボンドガールとして登場するかはまだ不明だが、彼女のキャリアとビジネス展開はますます注目を集めている。
