マドンナが23年ぶりにMTV Video Music Awards(VMAs)のステージへ戻ってきた。
9月27日に開催された2026 MTV VMAsで、68歳のマドンナはオープニングを担当。サブリナ・カーペンターやチャーリーXCXら豪華ゲストとともにパフォーマンスを披露し、大きな注目を集めた。
一方で、SNSなどではマドンナの年齢や外見、セクシーな衣装や演出について、「若く見せようとしすぎ」「年相応であるべき」といった批判的な声も浮上。
こうした反応に対し、米ABCのトーク番組『The View』でウーピー・ゴールドバーグら司会陣が反論。女性が年齢を重ねることをめぐる“ダブルスタンダード”に疑問を投げかけた。
23年ぶりのVMAステージ、サブリナ&チャーリーXCXも登場
マドンナがVMAでパフォーマンスを披露するのは、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラとの“伝説のキス”でも知られる2003年以来、実に23年ぶり。
今回のオープニングでは、最新作『Confessions II』の楽曲を披露。「Bring Your Love」ではサブリナ・カーペンター、「Danceteria」ではチャーリーXCXと共演したほか、ジュリア・ガーナー、セス・ローゲンらも登場した。
【動画】マドンナ、23年ぶりのVMAパフォーマンス
マドンナはこの夜、Artist of the Yearを受賞したほか、サブリナとの「Bring Your Love」でBest Collaborationも獲得。23年ぶりのステージ復帰に加え、受賞面でも強い存在感を示した。
「若く見せようとしすぎ」批判に、ウーピーらが反論
VMA後の『The View』では、マドンナのパフォーマンスをめぐる“年齢論争”がテーマに。
ネット上では、68歳のマドンナがセクシーな衣装や表現を続けていることについて、「年齢に抗いすぎている」「もっと年相応であるべき」といった声が出ていた。
これに対し、番組の司会陣は、女性が年齢を重ねた際に求められるものの矛盾を指摘した。
【動画】『The View』、マドンナのVMAをめぐる“年齢論争”を議論
アリッサ・ファラー・グリフィンは、マドンナが「若く見せようとしすぎ」と批判される一方で、自然に年齢を重ねた女性もまた別の形で批判されると指摘。
つまり、若々しく見せても批判され、自然な老化を受け入れても批判される――女性は「どちらを選んでも勝てない」という問題を提起した。
「女性はどうすればいいの?」
サニー・ホスティンも、女性の加齢をめぐる批判に疑問を呈した。
自身と同世代の人々が病気になったり、伴侶を失ったりする話を耳にするようになったとし、年齢を重ねられることそのものが一種の“祝福”なのではないかと指摘。
そのうえで、年齢を重ねながら自分らしく生きようとしている女性を批判する風潮に対し、「では女性はどうすればいいの?」と問いかけた。
ウーピー・ゴールドバーグらも、マドンナへの年齢や外見をめぐる過剰な批判に否定的な姿勢を示した。
アナ・ナヴァロも、こうした反応を目にして「もう女性を放っておいてほしい」と感じたと語っている。
パフォーマンス自体は高く評価する声も
一方で、マドンナのVMAパフォーマンスそのものが一様に酷評されたわけではない。
Pitchforkは今回のオープニングをVMAの見どころのひとつとして評価し、GQもマドンナをこの夜の目立った存在として取り上げている。
つまり今回巻き起こったのは、パフォーマンスの出来そのものよりも、68歳の女性スターがどのように年齢を重ね、どこまでセクシーな表現を続けるべきなのかという議論だ。
マドンナは1984年、第1回VMAで「Like a Virgin」を披露して以来、40年以上にわたりファッションやセクシュアリティ、社会の常識に挑み続けてきた。
68歳となった現在もなお、その姿が議論を呼ぶこと自体、マドンナがいまもポップカルチャーの中心にいることを示しているのかもしれない。






