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Netflix「クィア・アイ」のメンバーであるジョナサン・ヴァン・ネスがHIV陽性であることを告白! その心境を語る

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ジョナサン・ヴァン・ネス

Netflix オリジナル作品「クィア・アイ」の“ファブ5”の1人として知られるジョナサン・ヴァン・ネス(32)が、HIVで陽性反応が出たことを告白した。自身の自伝本「Over the Top」の中で伝えている。

「クィア・アイ」は、ファビュラスな5人、通称“ファブ 5”のフード&ワイン担当のアントニ、インテリア担当のボビー、美容担当のジョナサン、カルチャー担当のカラモ、ファッション担当のタンが、悩み自信を失った人たちを大改造して、魅力的に生まれ変わらせるリアリティ番組だ。彼らは全員ゲイで、個性的なアイディアとそれぞれがその分野のプロフェッショナルであり、独自の視点とユーモアあふれる展開、そして弱者の立場に立った言葉が人々に感動を与え、高く評価されている。

そんな人気番組に出演している、美容担当のジョナサン・ヴァン・ネスが、HIVで陽性反応が出たことを告白した。

今回ジョナサンは、9月24日に出版する自伝本「Over the Top」の中で、過去に性的暴行の被害に遭ったことや、ドラッグ依存を乗り越えたことなど壮絶な過去を赤裸々告白。その中でHIV陽性であることも初告白した。

ジョナサンがまだ25歳で美容院で働いている時、仕事場で失神してしまったのだという。インフルエンザのような症状になったジョナサンは、プランド・ペアレントフッド(人工妊娠中絶手術、避妊薬処方、性病治療などを行っている医療サービス非営利組織)へ行って検査をしたところ、HIV陽性反応が出たという。

本の中でジョナサンは「(HIV陽性を宣告された)あの日は、あなたが思うくらいに壊滅的だった」と明かしているが、現在は「自分が美しいHIV陽性コミュニティーの一員であることを誇りに思う」ともつづっている。

さらに本の中でジョナサンは、若い頃教会の年上の男の子から性的暴行を受けたことや、同性愛者であることで学校でイジメに遭った経験、10代の時性行為のためにオンラインで年上男性に会ったこと、義理の父の死の後ショックで過食症になってしまったこと、またコカインを買うためにお金のために大学で体を売ったことなど、壮絶な過去を赤裸々に書きつづっているという。

ジョナサンはこれらを告白するに至ったことについて「自分が世間に公にしていないことを自分が思うようにオープンにすることは難しいの。これらは話すべき問題よ」と、その決意を語っている。

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