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セレーナ・ゴメス、助けを求めるテイラー・スウィフトを完全擁護! 「それは強欲さ、巧妙な操作、権力です」と訴える[写真あり]

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セレーナ・ゴメス(左)、テイラー・スウィフト

人気歌手のテイラー・スウィフトが、自身の楽曲の権利を奪われ、TVで自分の曲をパフォーマンスすることを禁じられた件について、彼女の親友で歌手のセレーナ・ゴメスが擁護のコメントを出した。

ジャスティン・ビーバーなど多数のアーティストをてがける敏腕マネージャー、スクーター・ブラウンは今年6月、テイラーが去年まで在籍していたレコードレーベル「ビッグ・マシーン・レコード」を買収。これにより、テイラーが去年までにリリースした楽曲の権利が実質スクーター・ブラウンのものになった。つまり、作詞作曲をしたテイラー本人には自身の楽曲の権利がなくなってしまった。

6月以降おおやけにバトルを見せてきたテイラーとスクーター。そんな中テイラーは11月14日、スクーターに「TVで過去の楽曲をパフォーマンスしてはいけない」「NETFLIXで製作中のテイラーのドキュメンタリーで、楽曲を使用してはいけない」「もししたければ、来年以降に可能となる再レコーディングをしないと約束して」と言われたと、現在自分の意思では自分の楽曲をTVで披露できないこと、そしてファンに抗議をしてほしいことを長文で投稿した。

これに対しホールジーカミラ・カベロら著名アーティストがテイラー側につきコメント。そして、テイラーと長年の親友であるセレーナ・ゴメスもついにコメントを出した。以下全文翻訳。

「今私の心はとても重いです。気分が悪いし、極限まで怒っている(仕返しされてもどうでもいい)。これは私の意見です」

「これは強欲さ、巧妙な操り、そして権力です。だれの心も、思慮もない。私の友人が、14歳のころから寝室で書いていた歌詞へのリスペクトもまったくありません。私達の時代で最高なソングライターの一人である彼女が、彼女の音楽をファンや世界中と祝福する機会を強奪され、破壊されたのです」

「私はテイラーを13年知っています。彼女はわたしが知る中で最も努力家で、恐れを知らず、エネルギッシュで強い女性です。人々は(テイラーについて)くだらないことを言うかもしれないけど、それは彼女が本物のアイデンティティと強さを持ち、嘘や操作にだまされない女性だからです」

「私は『Fearless』(テイラーのセカンド・アルバム)がリリースされる前に聞かせてもらって、一緒にベッドの上で飛び跳ねたのを覚えています。私は彼女の日記が世界に読まれることがとても誇りだった。人に受け入れられないと緊張していたけど・・・あのアルバムは最高の1枚になった。自分はひとりぼっちだと感じる若い女性の多くを救いました。(彼女のメッセージは)心が壊れていてもいい。癒やしている途中で。誰からも無視されている人。みんなに対して声をあげよう。夢をもう一度信じよう、というものだった」

セレーナの投稿

「それから私は、彼女が常に自分自身に対し美しい人生を作るために挑戦する姿を見てきました。だから私がみんなに直接言えることは、彼女にとって最も大切なものは家族、愛、ファン、音楽です。本当にこの状況に変化があることを祈っています」

「親友(どんな友達でも)時々こんなように足を引っ張られるのを見ることは最低な気分です。テイラーは戦う。戦うことをやめないでしょう。人は選択をすることで成長する。ずっと変わらず同じままでいる人もいる。でも本当に変わることを願っています。愛してる」

テイラー・スウィフトとスクーター・ブラウンのバトルは、スクーターの会社「イサカ・ホールディングス」が今年6月、カントリー・ミュージックに特化したレコードレーベル「ビッグ・マシーン・レコード」を買収したことから勃発。

テイラーはこれまでスクーターに長年いじめられてきたことについて、ネット上に書きつづり、そんな彼に権利を奪われてしまうことの悲しさを訴えかけた。

一方でテイラーは、来年になれば過去の全ての作品をレコーディングしなおし、権利を取戻せるため、それに対し前向きな姿勢を見せていた。

そんな中、テイラーは11月14日、インスタグラムのストーリーにて長文メッセージを投稿。テイラーは「2019 アメリカン・ミュージック・アワード(AMAs)」にて「10年のアーティスト」として祝われる予定であり、そこで過去の楽曲を含むメドレーを披露する予定だったが、楽曲の権利を所有するスクーターが「TVでパフォーマンスはしてはいけない」とテイラーに指示したという。テイラーは、この件についてファンに助けも求めている。

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