世界的歌姫のマライア・キャリー。彼女は2008年に人気司会者エレン・デジェネレスが務めるトーク番組「エレンの部屋」にゲスト出演したのだが、その時のインタビューは「かなり居心地が悪かった」と語った。
「エレンの部屋」は長年愛されている人気トーク番組だが、今年に入ってから問題視されている。エレンの冷たい態度を告白する人も現れ、スタッフからは給料未払いなどの告発も出るなど問題が次々と明らかとなった。さらには、「エレンの部屋」を放送しているワーナー・メディアが、過去の従業員と現在の従業員たちに、職場で起こったことについて聞き込み調査をする事態まで起こっている。エレンは従業員たちに対して文面で謝罪している。
そんな騒動の中、注目を浴びているのは、2008年にマライアが出演した「エレンの部屋」だ。マライアは月曜日にリリースされた「Valture」のインタビューの中で、同番組に出演中、エレンから妊娠を暴露されたことで「とても居心地が悪かった」と感じていたと明かした。
「その瞬間は、非常に不快だったとしか言いようがないわ。そして私はその後いろんな対処に苦労したの」とマライアは語った。
2008年の問題のインタビューでエレンは、マライアがニック・キャノンとの子を妊娠しているというタブロイド紙のウワサについて触れた。マライアは質問を笑い飛ばしながら、話題を変えようとしたが、エレンは引き下がらずに、妊娠しているか証明させるためにシャンパンのグラスを用意したのだ。キャリーは観客の笑い声に合わせて「ピア・プレッシャー(同調しなければならないという圧力)よ」と言いながらも一口飲んだふりをすると、エレンは「妊娠しているのね!」と繰り返した。
確かに映像を見返してみると、マライアはとても気まずそうだ。彼女は流産を経験していることから、2010年の妊娠時には公式発表まで慎重になっていたことでも知られている。マライアはこれまで数回「エレンの部屋」に出演しているが、彼女にとって2008年の「エレンの部屋」は嫌な思い出だったのかもしれない。
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— Mariah Carey (@MariahCarey) August 19, 2020
マライア・キャリーといえば、今年でデビュー30周年となることを記念して新作アルバム『レアリティーズ』を10月2日に世界同時発売する。