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ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンス共演のネットフリックス超大作、コロナ急増で撮影を延期

ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンス FILMS/TV SERIES
ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンス

ネットフリックスの超期待作『The Gray Man(原題)』の撮影が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、延期となった。Screen Rantなどが伝えている。

現在、アメリカ・カリフォルニア州では、新型コロナウイルス感染のケースが急増。カリフォルニアでは176万人以上の感染が報告されている。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、米アップルがカリフォルニアでの店舗を一時休業させるなど対応している。このケース急増は、映画界にも再び影響を及ぼしている。

『The Gray Man(原題)』は、マーク・グリーニーの2009年の小説を原作とし、『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるルッソ兄弟が監督を務める。本作ではライアン・ゴズリングクリス・エヴァンスは元CIA諜報員を演じ、お互いが対立し合う。今年の夏に発表されて以来、待望のスリラーとされてきた本作。ネットフリックスの映画ではもっとも高額である約2億ドルという予算で製作されることも大きな話題となった。

またDeadlineによると、ロングビーチにて、同映画のセットを建設していたスタッフ数名に陽性反応が見つかったという。撮影スタッフによると、少なくとも2週間の撮影延期になるとのことだ。

新型コロナウイルスの感染対策や、現場におけるプロトコルに敏感になっている映画の作り手は多い。先日は『ミッション:インポッシブル』シリーズなどで知られる人気俳優のトム・クルーズが、最新作の撮影中、新型コロナウイルスの感染対策ルールを守らなかったクルーに対し、怒鳴り散らした。その音声が流出し、ここ日本でも大々的に報じられた。トムは新型コロナウイルスが原因で同作の撮影が遅れていることを懸念し、感染対策を徹底していたため、トムを擁護する声も上がっていた。

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