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ヘンリー王子、母ダイアナ元妃を失ったショックから陥ったパニック発作と酒、ドラッグへ依存していたことを告白 「自分の心のために何でもやった。クスリも、酒も」

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ヘンリー王子は、Apple TV+の最新ドキュメンタリー番組「あなたに見えない、私のこと(原題:The Me You Can’t See)」に出演。大物司会者オプラ・ウィンフリーと対談する中で、母親であるダイアナ元妃を救えなかった絶望感からパニック障害に苦しみ、酒やドラッグに走った時期があったことを激白した。

番組の中でヘンリー王子は、1997年の自動車事故による母ダイアナ元妃の死からくるトラウマについて、「自分の心が少しでも軽くなればと思ってなんでもやった。クスリも、酒も」と告白。「そんな中で気づいてしまったんだ。月曜日から金曜日まで一滴も酒を口にしなかったとしても、土曜の夜に一週間分飲んでしまうって」と語り、「それに、僕は酒を飲むのが楽しくて飲んでいたわけじゃない。何かを隠してしまいたくて飲んでいたんだ」と続けた。

さらにヘンリー王子は少年時代から10代、20代と自分が酒やドラッグに溺れていることを口にできない環境であったことから、まるで「押しつぶされそうだった」と語り、「スーツとネクタイを身につけて公務に出る時、『行け、行かなきゃ』って気持ちを奮い立たせないといけなかった。家を出る直前には汗でスーツがびしょびしょだったよ。心臓の鼓動もものすごく早かった。まるで戦闘モードに入っているような。パニック障害と極度の不安症だよ。28から32歳くらいまでかな。僕の人生の中でも悪夢と言える時期だ」と人知れず苦悩したことを打ち明けだ。

この番組ではヘンリー王子が、EMDR療法とよばれるトラウマやPTSDを解消するための対話型心理療法による治療を受けている様子が描かれる。

「あなたに見えない、私のこと」はヘンリー王子とオプラ・ウィンフリーがメンタルヘルスについて議論するドキュメンタリーで、今後はレディー・ガガやグレン・クローズといった有名人も登場する。

 

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