あの有名動画「Charlie Bit My Finger（チャーリーに指をかまれた！）」が、意外な理由でYouTubeを去ることになった。
「Charlie Bit My Finger（チャーリーに指をかまれた！）」は2007年に初めて公開され、これまでに世界中で8億8000万もの人々に視聴された。もっとも「バズった」YouTube動画の１つとして有名な1本だ。
そんな動画がこの度なんと販売されることになり、YouTube上から姿を消すことになったのだ。
【動画】Charlie bit my finger – again ! – Waiting on NFT decision
公式サイトCharlieBitMe.comは発表した声明の中で、「この愛すべき動画は、今や多くの人々に知られ、心に残る特別な存在となりました。そして今、インターネットの歴史に永遠に残すものとして、この1本はYouTubeから去り、1/1NFT（デジタル資産）として1人の人物の手にわたります」とつづった。
また、落札者には特典が用意されているそうで、「見事落札された方には、ハリーとチャーリーが登場するこの動画のパロディを製作する権利が与えられます」とされている。オークションは22日（土）にスタートする。
動画「Charlie Bit My Finge（チャーリーに指をかまれた！）」はもともと家族や友人らだけで楽しむために撮影されたものだった。しかしYouTubeに公開されたことで人気に火が付き、「YouTubeで最も視聴された動画」として一躍有名になった。当時3歳の兄ハリーが1歳の弟チャーリーと一緒にテレビを見る様子が記録されている。
56秒間という短い動画は、兄ハリーが好奇心から弟チャーリーの口に自分の指を突っ込むところから始まるが、その中にはよろこび、痛み、愛、そして笑いが詰まっている。何より2人の表情がたまらなく愛らしいのだ。
そんなハリーとチャーリーも現在17歳と15歳。まもなく大人として人生の新たなステージへと進むことになる。世界中から愛された彼らの動画も、また新たな一歩を踏み出すことになったのだ。
