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ジジ・ハディッド、自身のルーツと中東の血を受け継ぐ娘カイについて考える 「中東の立場を語るには私は“白人過ぎる”かもしれない」「娘は民族の架け橋になるだろう」

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ジジ・ハディッド

人気モデルのジジ・ハディッドが、中東の血を受け継ぐ娘カイと、自身の立場について語っている。

ジジ・ハディッドは、人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクションの元メンバーで、現在ソロ歌手として活躍するゼインと2015年に交際をスタート。 破局と復縁を繰り返したが、2018年の終わり頃に完全に復縁し、去年4月に第一子を妊娠を発表。そして9月19日に、女児が誕生したことを報告。今年に入り、娘の名前が「カイ」であることを発表した。

ジジといえば、父モハメドはパレスチナ人、母ヨランダはオランダ人。そしてゼインは父ヤーセルがパキスタン系イギリス人、母トリシアがアイルランドの血を引くイングランド人だ。

先日「i-D」のインタビューに応じたジジ。娘カイが混血であることについて「私たちはそのことについてよく考え、話しているの。私たちにとって非常に重要なことだけど、私たちが最初に経験したことでもあるの」と語り始めた。

ジジは「私たちの両親は両方とも彼ら自身の遺産なの。私たちはその混血の第一世代で、『ああ、私は架け橋なんだ!』と感じて、第一世代としての経験を伴うの。それは私の両親が経験したことでもなく、また彼らが助けられることでもない。それは人生の中でずっと考えてきたの」と、自身も混血人種であることから、娘も経験するであろう経験をしてきたという。

またジジはこんな風にも考えている。「特定の状況においては、私はアラブの立場の一部を支持するには“白人過ぎる”ようにも感じるの。自分が人種的にどこに収まるかを理解しようとして人生を歩んでいる。私が何者であるか、または私がもっているもの、私が正しいと感じることをするのに十分なのだろうか?しかしそれはまた私は自分の白人という特権を利用しているのか?私はこちら側のために話すことを許可してもらえるのだろうか、それとも私が十分な経験がないことを話すのはだめなのだろうか?」と、自身のルーツと葛藤についてもコメントした。

さらにジジは「カイは様々な民族の架け橋になりたいと思ったり、なるだろうと思って成長すると思う。しかし私たちがそれを彼女に課すことなく、そういった会話をして、彼女のルーツはどこであるのかを知ることができるのはすばらしいことだと思う。彼女がどんな風に言ってくるか、それに追加したり、彼女の質問に答えたりすることができることをとても楽しみにしているの」と、娘カイとの将来の議論についてすでに楽しみにしていることを明かした。

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