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米ディズニーワールド、新型コロナウイルスのワクチン完全接種者のマスク規制緩和へ 「キャラクターやプリンセスたちがハグできる日が必ず来ると信じている」

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「夢と魔法の国」に、ようやくマスクを外せる日が訪れるようだ。

ディズニーワールドは先日、ワクチンを完全接種したゲストに対し、パーク内の一部でマスク着用を求めないという声明を発表した。なおマスク不要はあくまでもパーク内の一部であり、カリフォルニア州のディズニーランドでは依然マスク着用が必須となっている。

また今回の発表によると、バスやモノレール、ゴンドラなどの交通機関では引き続きマスク着用が求められるという。今回のディズニーワールドの発表は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)による「ワクチンを完全接種した人々は屋外屋内問わずほとんどの場所においてマスク不要」とした声明を受けてのものだ。

ディズニーワールドは入園の際、ワクチン接種証明書などの提示は求めないものの、まだワクチンを接種していない人はCDCの指示にしたがい、引き続きアトラクションや交通機関でのマスク着用を徹底してほしいとしている。ディズニー自体は、来園者全員のワクチン接種を推奨しているという。

このマスク規制緩和にともない、パーク内では待機列や土産店、レストラン、シアター内でのソーシャルディスタンスの間隔を縮める予定だ。

また最新ガイダンスでは、「アトラクションやショーの一部では依然、入場規制や休業が続いていることは覚えておいてほしい」とされており、「まだパンデミック前の状態には戻れないが、私たちはいつか、ディズニーのキャラクターやプリンセスたちがハグできる日が必ず来ると信じて心待ちにしている」とつづられている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界中のディズニーランドが休業に追い込まれた。営業再開後も、2歳以上のゲストには鼻から口、アゴまでおおうマスクの着用が求められ、園内での食べ歩き禁止など徹底した感染防止策が取られていた。

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