ザ・ビートルズのマネージャーの人生を描いた伝記映画『Midas Man（原題）』にて、ザ・ビートルズのメンバー4人を演じる俳優が明らかになった。
この度発表されたのは、ジョン・レノンを演じる、映画『王からの手紙』などで知られるジョナ・リーズ、ポール・マッカートニー役にはバンド ニュー・ホープ・クラブのブレイク・リチャードソン、ジョージ・ハリソンを演じるのは『Creation Stories』のレオ・ハーベイ、そしてリンゴ・スター役に起用された新人俳優キャンベル・ウォレスだ。
同時に、ロンドンのアビー・スタジオで本物さながらに音合わせをするイメージフォトも公開された。
そして主人公であるザ・ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインを演じるのは、「クイーンズ・ギャンビッド」で知られるジェイコブ・フォーチュン・ロイド。その他ブライアン・エプスタインの母マルカ・エプスタインとしてエミリー・ワトソン、父ハリーとしてエディー・マーサンが参加する。
『Midas Man』では、1960年代、世界中でブームを巻き起こしたザ・ビートルズの成功の裏にあったエプスタインの役割と、ポップミュージックに与えた多大な影響が描かれている。
作品は10月に制作を開始したものの、当初監督を務めていたジョナス・アカーランドが諸事情により降板を余儀なくされたため、撮影を一時中断していた。その後、サラ・シュガーマンが後任に決定し、撮影を再開している。
サラ・シュガーマンは今回の配役について、「ザ・ビートルズを演じる俳優たちはとてもすばらしい方たちばかり。60年代の直感的な感覚がにじみ出ていて、チャーミングで遊び心があって、とてもリアルなの」と語っていた。
なお『Midas Man』の公開日は、現時点で発表されていない。
