FILMS/TV SERIESNEWS

ベン・アフレック、ネット上に出回る自身のネタ動画「Sad Affleck(悲しいアフレック)」には深い理由があった!? 「僕にとってはおもしろいけど・・」 子供たちへの影響も懸念

ベン・アフレック FILMS/TV SERIES
ベン・アフレック

俳優のベン・アフレックが、ネット上で出回っている自身をモチーフとしたネタ動画と、子供たちへの影響について明かしている。

このネタ動画は、ベンが過去にインタビューを受けている際に見せた一瞬の「寂しげな表情」を切り取ったもので、「Sad Affleck(悲しいアフレック)」という名前で多く出回っていた。

https://twitter.com/giovansouness/status/1479847836422447106?s=20

そんな中、Los Angeles Timesのインタビューに答えたベン・アフレックが、ネタ動画について「おもしろい」と認めながらも、子供たちへの影響を懸念していると明かしたのだ。

「ぼくが若い頃、人々はぼくのことを、多くのものを得ていて、簡単に成功できて、それでいて無礼で軽率、無愛想な男子学生のようだと思っていたんじゃないかな」と口にしたベンは、「ぼくはそんな風には全く思っていなかった。ボストンから出てきたぼくは、不安をかかえていて、不安定な部分のあるよくしゃべる子供だったんだ。自分のことを必死でなんとかしながら、この業界に割って入ろうとしていた。でも、ぼく自身と、周囲が持つぼくに対するイメージが異なっているというのは、なかなか興味深いことだと思うよ」と自身を分析。

その上で、精神的に苦しい時期があったことを告白したベン。

「ぼくにとてもいいアドバイスをくれたセラピストがいたんだ。2003年か2004年頃だったと思うんだけど、当時ぼくはとても苦しんでいて。メディアも世間も、ぼくについて、悪質で、憎しみに満ちたひどいことばかり書くものだから、とうとうぼく自身に影響を及ぼし始めたんだよ」と、明らかにした。

「そのセラピストは、『批判についてはとりあえず耳を傾けてみて、自分にとって役立つものは取り入れればいい。でもそれ以外のものは気にするな』って言ってくれたんだ。このアドバイスを意識していくうちに、徐々に自信を取り戻しはじめたんだよ」と付け加えた。

セラピストのサポートもあり、自信を取り戻し、割り切ることができるようになったというベン。

「だから今は、周りが持つぼくの印象と、ぼく自身は違うんだって割り切っているよ。でもね、ぼくの子供たちが大きくなって、ネット上でぼくのことを見つけるとなると別だ」と語ったベンは、「『Sad Affleck』の動画も、ぼくにとってはおもしろい。他の人にとってもね。でも子供たちが見たらどうだろう?『パパ、何か悲しいことがあったのかな』とか、心配させてしまうかもしれない。それってとても辛いことだ」と、将来的な子供たちへの影響を気にかけていることを明らかにした。

tvgrooveをフォロー!