人気ゲーム『キングダム ハーツ』初のアニメーションシリーズ制作決定! 野村哲也も参加、“完全新作ストーリー”で謎の少年が登場

『キングダム ハーツ(仮題)』アニメーションシリーズ キービジュアル © 2026 Disney and its related entities FILMS/TV SERIES
『キングダム ハーツ(仮題)』アニメーションシリーズ キービジュアル © 2026 Disney and its related entities
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ディズニーとスクウェア・エニックスによる人気ゲームシリーズ「キングダム ハーツ」初のオリジナルアニメーションシリーズが制作されることが決定した。

米カリフォルニア州アナハイムで開催中のディズニーファンイベント「D23: アルティメット・ディズニーファン・イベント 2026」で発表されたもので、『キングダム ハーツ(仮題)』としてディズニー・チャンネルで放送、ディズニープラスで配信される予定だ。

アニメーションシリーズでは、これまでのゲームをそのまま映像化するのではなく、今作のために再構築された“完全新作ストーリー”が展開される。「キングダム ハーツ」シリーズの生みの親であるディレクター・野村哲也をはじめ、スクウェア・エニックスのクリエイティブチームも制作に参加する。

あわせて公開されたビジュアルには、キーブレードを手にした“謎の少年”が描かれている。現時点では少年の正体や物語の詳細は明らかにされておらず、これまでのゲームシリーズとどのようにつながる作品になるのかも注目される。

『キングダム ハーツ(仮題)』解禁ビジュアル。キーブレードを手にした“謎の少年”が描かれている © 2026 Disney and its related entities

『キングダム ハーツ(仮題)』解禁ビジュアル。キーブレードを手にした“謎の少年”が描かれている © 2026 Disney and its related entities

 

「キングダム ハーツ」が初のアニメーションシリーズに

「キングダム ハーツ」は、ディズニーとスクウェア・エニックスによって生み出されたロールプレイングゲームシリーズ。2002年3月に第1作『キングダム ハーツ』が発売されて以来、これまでに13作品(ファイナルミックス版を含めると20作品)が発表され、全世界で累計3,900万本以上(2026年3月末時点)を出荷・販売している。

物語の中心となるのは、選ばれし者が持つ武器「キーブレード」の持ち主である少年ソラ。さまざまなディズニーやピクサーの世界を巡りながら、仲間たちとの絆を胸に世界を脅かす闇へと立ち向かっていく。「光と闇」や「心」といった普遍的なテーマを軸に、数多くの謎を織り込んだ壮大なストーリーも、20年以上にわたって支持されてきたシリーズの大きな魅力だ。

今回制作が決定した『キングダム ハーツ(仮題)』は、そんな同シリーズにとって初のオリジナルアニメーションシリーズとなる。

 

ゲームの再現ではない! “完全新作ストーリー”が誕生

今回のアニメーションシリーズで注目されるのが、ゲームで描かれてきた物語をそのまま映像化するのではなく、今作のために再構築された“完全新作ストーリー”になるという点だ。

『キングダム ハーツ(仮題)』は、ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のDisney Kids & Familyとスクウェア・エニックスが共同で制作。具体的な物語や登場キャラクターについては、現時点では明らかにされていない。

過去のゲーム作品をそのままアニメーション化するのではないため、ゲームシリーズとの関係や、これまで描かれてきた物語がどの程度反映されるのかも今後明らかになるポイントとなる。

 

生みの親・野村哲也も参加!

シリーズの生みの親であるディレクター・野村哲也が制作に参加することも発表された。野村をはじめとするスクウェア・エニックスのクリエイティブチームが、Disney Kids & Familyと連携してアニメーションシリーズを手がける。

Disney Kids & Familyのプレジデント、アヨ・デイビスは、「『キングダム ハーツ』は、冒険と想像力が融合した唯一無二の世界観で、世界中のゲーマーを魅了してきました」とシリーズの魅力についてコメント。ファンが長年ゲームを通じて旅してきた世界を、新たな形で映像作品として届けられることに期待を寄せている。

また、野村と緊密に連携するクリエイティブチームによって制作される新シリーズについて、「紛れもなく『キングダム ハーツ』でありながら」、ファンが愛してきた世界をまったく新しい方法で体験できる作品になるとしている。原作を生み出した側のクリエイターが制作に加わることで、ゲームの世界観をどのようにアニメーションへ落とし込むのかも注目される。

 

キービジュアルにいる「謎の少年」は誰?

アニメーションシリーズの制作発表にあわせて、キービジュアルも初公開された。描かれているのはキーブレードを構えるひとりの少年で、ディズニー・ジャパンはこの人物を「キーブレードを持つ謎の少年」と紹介している。

ゲームとは異なり、日本のアニメーションを思わせるデザインも印象的だ。「キングダム ハーツ」はこれまで主人公ソラを中心に物語を展開してきたが、今回の発表ではビジュアルに描かれた少年がソラであるとは明言されていない。

アニメーション用にデザインされたソラなのか、“完全新作ストーリー”に登場する新たな人物なのかを含め、少年の正体は現時点では明らかになっていない。物語や登場キャラクターの詳細とともに、今後の発表を待ちたいところだ。

 

さらに『キングダム ハーツIV』新映像には『リメンバー・ミー』が!

今回のD23では、アニメーションシリーズに加えて、ゲーム最新作『KINGDOM HEARTS IV』の新映像も公開された。その中では、ディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』を思わせる世界が大きく登場している。

 

映像には、色鮮やかな街並みや無数のマリーゴールド、ガイコツたちなど、『リメンバー・ミー』で描かれた「死者の国」を想起させる場面が登場する。「キングダム ハーツ」シリーズではこれまでにも、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『アナと雪の女王』など、さまざまなディズニー&ピクサー作品をモチーフにした世界をソラたちが訪れてきた。

今回の映像を見る限り、『KINGDOM HEARTS IV』でも『リメンバー・ミー』の世界が何らかの形で取り入れられる可能性がありそうだ。ただし現時点では、ゲーム本編でどの程度の規模で扱われるのか、またミゲルやヘクターら映画のキャラクターが物語に登場するのかといった詳細は明らかにされていない。

『リメンバー・ミー』の世界が『KINGDOM HEARTS IV』でどのように扱われるのかについては、今後の正式発表を待ちたい。

 

奇しくも『リメンバー・ミー2』もD23で新情報

同じD23では、映画『リメンバー・ミー2(仮題)』についても新情報が発表された。続編では、前作で12歳だったミゲルがティーンエイジャーに成長。前作で悪事を暴かれたエルネスト・デラクルスも再登場し、ミゲルへの復讐を企てていることが明らかになっている。『リメンバー・ミー2(仮題)』のD23での発表については、こちらの記事で詳しく紹介している。

『リメンバー・ミー2(仮題)』では、成長したミゲルが再び「死者の国」を訪れる。一方、『KINGDOM HEARTS IV』の新映像にも、その「死者の国」を思わせる世界が登場した。

現時点で両作品の物語に直接的なつながりがあることを示す情報はないが、同じD23で映画の続編と『KINGDOM HEARTS IV』という異なる作品から『リメンバー・ミー』にまつわる新情報が相次いで公開された形だ。映画とゲームでそれぞれ「死者の国」がどのように描かれるのかも、今後の見どころのひとつとなりそうだ。

 

ゲーム未経験でも楽しめる作品になる?

今回のアニメーションシリーズは、これまで「キングダム ハーツ」に触れてこなかった視聴者にとって、シリーズを知る新たな入口にもなりそうだ。

2002年の誕生から20年以上を経て、シリーズは世界累計3,900万本以上を出荷・販売するまでに成長した。一方、その物語は長年にわたって複数のゲームで展開されてきたため、初めて触れる人にとっては作品数の多さがハードルになる面もある。

今回のアニメーションシリーズは過去作品をそのまま映像化するのではなく、新たに再構築された物語として制作される。これまでとは異なる形で「キングダム ハーツ」の世界に触れる機会になりそうだ。

同時に、ゲームでは最新作『KINGDOM HEARTS IV』の新映像が公開され、『リメンバー・ミー』を思わせる世界も登場した。アニメーションシリーズの“謎の少年”の正体やソラたちおなじみのキャラクターの登場、『KINGDOM HEARTS IV』で描かれる新たな世界など、今後明らかになる情報も多く残されている。

 

配信情報

キングダム ハーツ(仮題)』
(c) 2026 Disney and its related entities
ディズニー・チャンネルで放送、ディズニープラスで配信予定!

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