世界的スターでも、地元のルールには勝てなかったようだ。
テイラー・スウィフトとNFLスターのトラヴィス・ケルシー夫妻が、オハイオ州に購入した約8億円の新居をめぐり、思わぬ問題に直面している。
プライバシーとセキュリティを守るため、高さ8フィート(約2.4メートル)の巨大なフェンスで敷地を囲うことを計画したものの、地元のルールに阻まれたと報じられた。
約2.4メートルの巨大フェンスで新居を囲う計画
米Page Sixなどによると、テイラーとトラヴィスは新居のプライバシーを守るため、敷地の周囲に高さ約2.4メートルのフェンスを設置することを希望していたという。
しかし、この邸宅があるオハイオ州ブラテナールでは、エリー湖沿いの景観などを守るため、フェンスの高さや構造に細かなルールが設けられている。
湖岸に近いエリアなどでは、視界を遮るタイプのフェンスは原則として高さ30インチ(約76センチ)まで。75%以上が開放された構造であれば、より高いフェンスも認められるものの、夫妻が希望した約2.4メートルには届かない。
【動画】テイラー・スウィフト&トラヴィス・ケルシーの新居を紹介
地元クリーブランドのテレビ局WKYCは、この邸宅について不動産関係者への取材を交えながら紹介。エリー湖を望む広大な敷地や、歴史ある建物の様子を見ることができる。
地元の建築審査委員会でも議題に
フェンス計画は、実際にブラテナールの建築審査委員会でも取り上げられている。
自治体が公開した資料では、該当する物件の「Fence(フェンス)」案件が8月に続き、9月8日の会合でも継続案件として議題に掲載されていた。
Page Sixによると、夫妻はその後、地元当局や近隣住民と話し合い、敷地全体を完全には囲わない、より低いフェンスへ計画を変更することで落ち着いたという。
トラヴィスも、地元当局とのやり取りでは穏やかに対応していたと伝えられている。
フェンスだけじゃない! 音声で警告するセキュリティも
もちろん、夫妻がセキュリティ対策そのものを諦めたわけではない。
同邸宅には、敷地に近づきすぎた人物に対して音声で警告するシステムも導入されているという。
近隣住民のひとりはPage Sixに対し、家に近づいた際、「敷地内に入らないように」という趣旨の音声警告を受けたと証言している。
世界的スターのテイラーだけに、プライバシーの確保は大きな課題。とはいえ、厳重な警備と地域の景観ルールを両立させるのは、簡単ではないようだ。
「約8億円」はテイラー夫妻にしては安い?
この豪邸は、トラヴィスが今年3月に535万ドル(1ドル=150円換算で約8億円)で購入したもの。
価格だけを見ると、世界的スター夫妻の新居としては意外に控えめにも感じられる。
しかし、建物は約21,000平方フィート(約1,950平方メートル)という巨大サイズ。8つのベッドルームや11のバスルーム、ゲームルーム、シアターなどを備える本格的な豪邸だ。
さらに、ブラテナールはトラヴィスが育ったクリーブランド・ハイツにも近い。今回の物件は単なる高級住宅というより、彼にとって地元に近い場所に持つ新たな拠点という意味合いもありそうだ。
夫妻はこの家だけを生活拠点としているわけではない。
テイラーはニューヨークやロードアイランド、テネシー、カリフォルニアなどにも複数の不動産を所有。オハイオの邸宅も、夫妻が各地に持つ生活拠点のひとつとみられている。
約8億円の巨大豪邸でも、好きな高さのフェンスを自由に建てられるわけではない――。
世界的スター夫妻も、地元のルールには従わなければならないようだ。








