【エミー賞2026】『ザ・ピット』がドラマ作品賞2連覇! 『Widow’s Bay』は最多14冠の快挙

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現地時間9月14日、米ロサンゼルスのピーコック・シアターで第78回エミー賞(Primetime Emmy Awards)授賞式が開催された。

今年の主役となったのは、ドラマ部門の『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』と、コメディ部門の『Widow’s Bay』。『ザ・ピット』はドラマ作品賞を2年連続で獲得し、『Widow’s Bay』はクリエイティブ・アーツ・エミー賞を含め最多14冠を達成。コメディシリーズとして1年間に獲得したエミー賞の最多記録を塗り替えた。

 

『ザ・ピット』がドラマ作品賞2連覇! ノア・ワイリーも2年連続受賞

ドラマ部門の作品賞に輝いたのは、HBO Maxの医療ドラマ『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』。昨年に続く2年連続の作品賞受賞となった。

ピッツバーグの救命救急センターを舞台に、医師や看護師たちの過酷な1日をリアルタイム形式で描く同作は、第1シーズンに続いて第2シーズンでもエミー賞の頂点に立った。

さらに、主人公ロビーことマイケル・“ロビー”・ロビナヴィッチ医師を演じるノア・ワイリーもドラマ部門主演男優賞を受賞。こちらも2年連続の快挙となった。

『ザ・ピット』はクリエイティブ・アーツ・エミー賞を含め、今年計7冠を獲得している。

一方、ドラマ部門主演女優賞には『プルリブス(Pluribus)』のレイ・シーホーンが選ばれた。

『ベター・コール・ソウル』で高く評価されながら、これまでエミー賞受賞には届かなかったシーホーンにとって、今回が念願の初エミーとなった。

ドラマ部門ではこのほか、『Task』のトム・ペルフリーが助演男優賞、『ザ・ディプロマット』のアリソン・ジャネイが助演女優賞を受賞した。

 

『Widow’s Bay』が14冠! コメディ部門の最多記録を更新

今年最大の“勝者”となったのが、Apple TVのホラーコメディ『Widow’s Bay』だ。

米ニューイングランドの島を舞台に、何世紀にもわたる呪いと不可解な現象に直面する住民たちを描く同作は、19ノミネートから計14部門を受賞した。

これは、前年に『The Studio』が記録した13冠を上回り、コメディシリーズが1年間に獲得したエミー賞として史上最多となる。

9月6日に行われたクリエイティブ・アーツ・エミー賞ですでに8冠を獲得していた『Widow’s Bay』は、本授賞式でも勢いが止まらなかった。

コメディ作品賞に加え、マシュー・リスが主演男優賞、スティーヴン・ルートが助演男優賞、ケイト・オフリンが助演女優賞を受賞。さらにヒロ・ムライが監督賞、クリエイターのケイティ・ディポルドが脚本賞に輝いた。

 

マシュー・リスが一夜で主演男優賞2冠! エミー賞史に新記録

『Widow’s Bay』で主演男優賞を獲得したマシュー・リスは、この夜もうひとつの大きな記録を打ち立てた。

Netflixの心理スリラー『The Beast in Me』でもリミテッド/アンソロジーシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞を受賞。

リスは同じエミー賞授賞式で2つの主演演技賞を獲得した史上初の俳優となった。

2018年には『ジ・アメリカンズ』でドラマ部門主演男優賞を獲得しているため、今回の受賞によってドラマ、コメディ、リミテッドシリーズという3つのジャンルすべてで主演男優賞を手にしたことになる。

 

ジーン・スマートは『Hacks』で5年連続! 歴史的記録を達成

コメディ部門主演女優賞には、『Hacks』のジーン・スマートが選ばれた。

スマートが同作で主演女優賞を受賞するのは、なんと5シーズン連続。2026年に第5シーズンで完結した『Hacks』の全シーズンで主演女優賞を獲得するという驚異的な記録を達成した。

これによりスマートの演技部門でのエミー賞受賞は通算8回となり、テレビ界を代表する名優として新たな歴史を刻んだ。

 

リミテッドシリーズ作品賞は『DTF St. Louis』

リミテッド/アンソロジーシリーズ部門の作品賞には、HBOの『DTF St. Louis』が選ばれた。

同作はクリエイティブ・アーツ・エミー賞でもリンダ・カーデリーニが助演女優賞、デヴィッド・ハーバーが助演男優賞を獲得するなど強さを見せ、最終的に『ザ・ピット』と並ぶ計7冠となった。

同部門の主演女優賞は『Remarkably Bright Creatures』のサリー・フィールド、主演男優賞は『The Beast in Me』のマシュー・リスが受賞している。

 

『The Late Show』、『The Traitors』も作品賞

バラエティシリーズ部門では『The Late Show With Stephen Colbert』が作品賞を獲得。

リアリティ・コンペティション部門では『The Traitors』が作品賞に輝いた。

また授賞式では、マイケル・J・フォックスがパーキンソン病研究への長年の支援と啓発活動を評価され、ボブ・ホープ人道賞を受賞。車いすでステージに登場したフォックスに、会場からスタンディングオベーションが送られる感動的な場面もあった。

【関連記事】

 

第78回エミー賞 主な受賞結果

ドラマ作品賞
『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』

ドラマ主演男優賞
ノア・ワイリー『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』

ドラマ主演女優賞
レイ・シーホーン『Pluribus』

ドラマ助演男優賞
トム・ペルフリー『Task』

ドラマ助演女優賞
アリソン・ジャネイ『ザ・ディプロマット』

コメディ作品賞
『Widow’s Bay』

コメディ主演男優賞
マシュー・リス『Widow’s Bay』

コメディ主演女優賞
ジーン・スマート『Hacks』

コメディ助演男優賞
スティーヴン・ルート『Widow’s Bay』

コメディ助演女優賞
ケイト・オフリン『Widow’s Bay』

リミテッド/アンソロジーシリーズ作品賞
『DTF St. Louis』

リミテッド/アンソロジーシリーズ/テレビ映画 主演男優賞
マシュー・リス『The Beast in Me』

リミテッド/アンソロジーシリーズ/テレビ映画 主演女優賞
サリー・フィールド『Remarkably Bright Creatures』

バラエティシリーズ作品賞
『The Late Show With Stephen Colbert』

リアリティ・コンペティション作品賞
『The Traitors』

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