キアヌ・リーブス主演の名作アクション映画『ハートブルー』(原題:Point Break)の世界を引き継ぐドラマシリーズが、正式に制作されることが決定した。
米メディア企業AMC Global Media(旧AMC Networks)は9月11日(現地時間)、新ドラマシリーズ『Point Break(原題)』を正式に発注したと発表。第1シーズンは全8話構成で、2027年初頭に制作がスタートする予定だ。
映画から30年以上後、新たな「エクス・プレジデンツ」が出現
1991年に公開された『ハートブルー』は、キアヌ・リーブス演じる若きFBI捜査官ジョニー・ユタが、銀行強盗事件を追うためサーファーたちの世界へ潜入するアクション映画。
パトリック・スウェイジ演じるカリスマ的サーファー、ボーディとの友情や対立を描き、キャスリン・ビグロー監督の代表作のひとつとして現在まで根強い人気を誇っている。
【動画】キアヌ・リーブス主演『ハートブルー』35周年記念トレーラー
新シリーズの舞台となるのは、そんなオリジナル映画の出来事から30年以上が経過した現代だ。
AMC Global Mediaによると、かつて歴代アメリカ大統領のマスクをかぶって銀行を襲った強盗団「エクス・プレジデンツ」に影響を受けた、新たな強盗グループが出現。FBIは彼らに潜入するため、ある「謎めいた過去を持つ元プロサーファー」の力を借りることになるという。
つまり今回のドラマは、設定だけを借りて一から物語を作り直す単純なリメイクではなく、1991年版で起きた出来事が存在する世界の“その後”を描く作品となる。
4月の「企画開発」から正式制作へ
『ハートブルー』のドラマシリーズ化については、2026年4月の時点で企画が進められていることが明らかにされていた。
今回の発表によって企画開発の段階から一歩進み、全8話のシリーズとして正式に制作されることが決定した形だ。
共同ショーランナー兼製作総指揮を務めるのは、『トレッドストーン』『クワンティコ』『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』などに携わってきたデイヴ・カルスタインと、『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心』『シュガー』のクリストファー・C・ロジャース。
Alcon Television Groupがリードスタジオを務め、AMC StudiosとSTUDIOCANALが共同制作する。またCANAL+がフランスをはじめヨーロッパ、アフリカ、アジアなど50カ国以上の地域で本作を展開。STUDIOCANALがアメリカとカナダを除く世界各国での国際販売・配給を担当する。
AMC Global Mediaの最高コンテンツ責任者でAMC Studios社長のダン・マクダーモットは、新シリーズについて、オリジナル映画の魅力を受け継ぎながら、新世代の「エクス・プレジデンツ」を世界に送り出す作品になるとして期待を寄せている。
キアヌ・リーブスはジョニー・ユタ役で復帰する?
気になるのは、やはりオリジナル版で主人公ジョニー・ユタを演じたキアヌ・リーブスが新シリーズに出演するのかという点だ。
現時点では新シリーズのキャストは発表されておらず、キアヌがジョニー役で復帰するという情報も出ていない。
一方、今回のドラマは1991年版とは無関係のリブートではなく、その出来事から30年以上後を描く物語であるため、ジョニー・ユタをはじめとするオリジナル版の人物が登場できる余地は残されている。
ただし、新たな物語の中心人物として明らかにされているのは「謎めいた過去を持つ元プロサーファー」であり、この人物がジョニー・ユタなのか、それともまったく新しいキャラクターなのかについても現時点では明かされていない。
キアヌが再びジョニー・ユタを演じることはあるのか。今後発表されるキャストにも大きな注目が集まりそうだ。
新『Point Break』は2027年初頭に制作開始予定。アメリカではAMCおよびストリーミングサービスAMC+向けの作品となる。日本での放送・配信については、現時点では発表されていない。
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