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テニス王者のノバク・ジョコビッチ、「反ワクチンの広告塔」と言われ妻がブチギレ! 記者とまさかの激論バトルに発展

ノバク・ジョコビッチ NEWS
ノバク・ジョコビッチ

7月10日、テニスのグランドスラム大会「ウィンブルドン」で優勝したノバク・ジョコビッチ選手。しかし彼は新型コロナウィルスのワクチンを打っていなかったことで記者に「反ワクチンの広告塔」といった言葉を浴びせられてしまい、これに対し妻エレナさんが猛反撃した。

今年3つ目のグランドスラム大会「ウィンブルドン」にて7度目の優勝を決めたノバク・ジョコビッチ選手。勝利が確定した直後、彼は妻のエレナさんや家族と祝福した。

次回のグランドスラム大会は、アメリカで行われる全米オープン(8月29日~9月11日)だ。外国人がアメリカに入国するには新型コロナウィルスのワクチンを接種していないといけないのだが、ジョコビッチ選手はワクチンを接種していない。

これに関し、スポーツジャーナリストのベン・ローゼンバーグはツイッターにて「アメリカが入国のルールをすぐに変えない限り、今回のグランドスラムがジョコビッチにとって今年最後の出場となる」と投稿。さらに「アメリカに入るにはワクチンを接種していないと入れないが、ジョコビッチはワクチンを拒否しており、“反ワクチン”の広告塔としての地位を確固たるものにしている」と、ジョコビッチ選手がワクチンを受けていない事実を批判的な表現で書いた。

これを見たジョコビッチ選手の妻エレナさんは、怒った様子で「すみません。夫に“反ワクチンの広告塔”のレッテルをはったのは“あなた”であることを念のためお伝えしておきます。夫は単に、自分の体の選択肢について答えただけです」と反論。

ローゼンバーグ氏は「彼の選択であることは理解していますが、彼は知らず知らずのうちに反ワクチン運動の大きなアイコンになってしまっているということも言っておきます」とリプライ。これに対してエレナさんは「自分の語りたいように語り、決めつけている」「彼は単に、自分の体にとってベストなことを選んでいるだけ。その選択のせいでプレーができないのであっても、彼はそれでいいんです」と夫を擁護した。

ワクチン接種をめぐる言論バトルは終わらず、ローゼンバーグ氏が「決めつけているかもしれません。でも私は、すべての国民、特に公人はパンデミックの間、公衆衛生と行動とメッセージを送ることで責任をもって行動する義務があったと信じています。影響力のあるチャンピオンであるジョコビッチ選手を追ってきた者として、彼に繰り返し失望させられました」と反撃。

これに対しエレナさんは「あなたが何を信じているかを共有してくれてどうもありがとう。ほかの人に決めつけられないといいですね。あるいは、憎悪やいじめの広告塔にならないといいですね。なにが起こるかわかりませんよ。あなたも影響力のある人だから、繰り返し失望させないでくださいね。それがあなたの仕事でない限り」と、パワフルに言い返した。

ジョコビッチ選手はコロナのワクチン接種を拒否したがために、今年1月、オーストラリアへの入国をめぐりトラブルに発展していた。オーストラリア政府はビザを取り消したうえで3年間の入国禁止をくだしたが、5月に首相が変わり、今後またオーストラリアに入国できるきざしが見えてきたとセルビアの新聞が伝えている。

 

 

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