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不動産系リアリティー番組「セリング・タンパ」がシーズン1で打ち切りに! 裏に人種への偏見があった!? 出演者が不公平さを訴える

「セリング・タンパ 〜フロリダ西海岸、憧れの高級物件〜」 NEWS
「セリング・タンパ 〜フロリダ西海岸、憧れの高級物件〜」

ネットフリックスのリアリティー番組「セリング・タンパ 〜フロリダ西海岸、憧れの高級物件〜」が、シーズン1で終了することについて、出演者の1人が不公平さを訴えている。

同ストリーミングサービスの人気リアリティー番組「セリング・サンセット 〜ハリウッド、夢の豪華物件〜」のスピンオフとして制作された「セリング・タンパ 〜フロリダ西海岸、憧れの高級物件〜」が打ち切りとなることが、11月11日(金)に発表された。

「セリング・タンパ 〜フロリダ西海岸、憧れの高級物件〜」は、フロリダにあるセレブ向け高級物件を取り扱う不動産会社「アルア不動産」を舞台に、女性黒人社長、そして女性黒人エージェントらの仕事ぶりに密着した番組だ。

登場人物が全員女性、そして全員黒人であることも同番組の1つのポイントだった。

打ち切りの理由について、ネットフリックスは明確に説明していない。しかしキャストの1人は、その背景に人種への偏見があると主張する。

出演者の1人ジュワナ・コルバートはPage Sixに対し、「私たち黒人女性を別の角度から見せている、つまり口論したり、はげしいケンカをしたり、悪口を言ったりしているところがウケると考えられているのであれば、シーズン2や3が作られるのかもしれない。でも、それは私たちが見せたい姿ではないわ」と語ると、「黒人女性らしくないふるまいをしたことが、シーズン2が作られなかった理由かもしれない」と、打ち切りの理由ついて持論を展開した。

なおジョワナ・コルバートによると、打ち切りの知らせを受けた際、出演者にはその理由について、「数字」が関係していると説明を受けたという。

ジョワナは、「その数字が、視聴率のことを指しているのか、予算のことを指しているのかはわからなかった。ただ『数字』と言われただけなの」としつつ、この説明については納得がいっていないと付け加えた。

さらにジョワナは「『セリング・サンセット』のシリーズとして、白人女性ばかりの番組と、黒人女性ばかりの番組での対比を描きたかったんだと思う」と語ったジョワナは、「競争させるような思惑があったんじゃないかしら。そして最初から、私たちは不利な立場に立たされていた」と悔しさをにじませている。

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