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ジョニー・デップ、「ジャック・スパロウはゲイだった」と過去に明かしていた! ジョニーが伝えたかったメッセージとは・・

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ジョニー・デップ

2003年に第1作が公開された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。この成功の立役者といえば、俳優ジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウだろう。

ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウといえば、その活躍は映画の中だけにとどまらなかった。世界中のディズニーパークに登場するだけでなく、ディズニー・クルーズが寄港する島キャスタウェイ・カイにも現れたのだ。こうして、ジャック・スパロウは世界中から愛される酔っ払い海賊となった。

しかしながら、ジョニーの元妻アンバー・ハードが彼のDVを訴えたこともあり離婚裁判がドロ沼化。さらに昨年、ジョニーが彼のことを「DV夫」と表記したイギリスのタブロイド紙に対する名誉毀損裁判にも敗訴するなど、彼のプライベートで騒動が続いている。

そしてこれに伴い、ジョニーはワーナー・ブラザースの映画『ファンタスティック・ビースト3』でのゲラート・グリンデルバルド役を降板することとなった。その後ディズニーも、『パイレーツ・オブ・カリビアン6』へのジョニーの出演を白紙にしたと報じられた。しかし、ファンからすさまじい反発が起こっているという。

そんなファンの心配をよそに、ディズニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作に関して、ジャック・スパロウを登場させない方向に舵を切り始めたそうだ。なんと女優のマーゴット・ロビーが女性版ジャック・スパロウをつとめるという。今作は女性が中心の物語で、マーゴット・ロビーはLGBTQに属するキャラクターを演じたいと要望を出しているようだ。なお、ディズニーは現時点でこれらのウワサを認めていない。

最初にこのウワサが流れたとき、ネット上は主に2つの理由で反対するコメントであふれ返った。1つはジョニーが出ないと意味がないというもの。2つ目は、LGBTQのキャラクターにすべきではないというものだ。

ところが興味深いことに、ジョニー自身はジャック・スパロウを含むこれまでに演じてきたキャラクター全員が「ゲイ」であったと考えていたという。

Independent紙によると、デップはかつて、世間にジャック・スパロウを受け入れてもらうためにはどうすればいいかと悩んだそうだ。インタビューの中で彼は、「(元ディズニーCEO)マイケル・アイズナーが、できあがった作品を見て、『ジョニー・デップは映画を台無しにしているじゃないか!なんだあの酔っ払いのゲイは!?』って言いたげな顔をしているのが、僕にはよくわかったんだ」と語り、これに対し「だから僕はこう返したんだよ。『僕がこれまで演じたキャラクター、みんなゲイだけど知らなかったの!?』って。クビにされるかと思ったけど、そうならずにすんだよ」と続けた。

ジャック・スパロウは作品内でエリザベス・スワンと恋に落ちたようにも思われたが、これはあくまでもキスをしただけだ。しかも誘ったのはエリザベス・スワンの方だった。それに、ジャック・スパロウがバイセクシュアルだった可能性もあるのだ。

マイケル・アイズナーにとって、ゲイのキャラクターを受け入れるというのはなかなか難しい問題だっただろう。しかしジョニー自身は、あくまでも映画の成功を願って役づくりをしたのだ。

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