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ディープフェイク動画を得意とするYouTuberが、なんと本家のルーカスフィルムに採用される! 「我々は常に才能あふれるアーティスト達を探し求めている」

「マンダロリアン」オリジナル版とディープフェイク版 FILMS/TV SERIES
「マンダロリアン」オリジナル版とディープフェイク版

YouTube上には映画の映像を鮮明にするという技術を使ったディープフェイク動画があふれているが、この技術が実際に映画の制作スタジオでの仕事につながるケースはほとんどない。

そんな中、ディープフェイクで有名なユーチューバー「Shamook(シャムーク)」が今月、自身の動画のコメント欄でルーカスフィルムの子会社にあたるVFXの制作会社インダストリアル・ライト&マジック(ILM)に参加することになったことを報告した。

シャムークはこれまでさまざまな動画を投稿していたが、中でも大きな話題となったのが、ドラマ「マンダロリアン」シーズン2の最終回にて若き頃のマーク・ハミルを登場させるために使用されたVFX技術を向上させたディープフェイク動画だった。この動画はすでにYouTube上で300万回近く再生されている。

ルーカスフィルムは今回の採用について、「我々は常に才能あふれるアーティスト達を探し求めている。そして今回、実際にオンラインで活動するアーティスト『シャムーク』を雇用することにした」と発表。さらに「ここ数年、ILMはより魅力的なVFX作品を制作するための手段として、機械学習とAIの両方に投資してきた。そして技術の進歩にともない、この分野が勢いづいてきたことはとても素晴らしいことだと考えている」と続けた。

なおシャムーク自身は今月、動画のコメント欄にて、「知ってる人もいるかもしれないけど、数ヶ月前にILMに採用されたんだ。それもあって、新しいYouTube動画をなかなか作れなかった」と視聴者に報告。その上で「今ようやく新しい仕事に慣れてきた、動画投稿もまた始めるよ。ゆっくりになると思うけど、数ヶ月空くなんてことはないはず。楽しんで!」と呼びかけていた。

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