「ロキ」は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と同じ過ちを繰り返してしまうのか!? よい作品を台無しにしてしまう“要素”とは

ロキ
「ロキ」インスタグラムより

よい作品を台無しにしてしまう要素はなにか?それは簡単。過剰に説明してしまうことだ。現在ディズニープラスで配信されているドラマ「ロキ」。この第6話では、娯楽としてのテレビ番組と過剰な情報の間の説妙なラインが描かれていた。しかしマーベルは疑問の残るストーリーに多くの情報を詰め込みすぎることで、作品を台無しにする可能性を残してしまったのだ。

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「ロキ」第6話が公開された直後、マーベル公式ホームページには作品に関するさまざまな記事が掲載された。キャストやスタッフがシーズンを振り返るインタビューが主な内容だ。これらは決して悪いことではない。しかし記事を読み進めていくと、あるパターンが浮かび上がってくるのだ。

「ロキ」に関するそれぞれの記事では、放送されたエピソードの中では触れられなかった詳細が語られている。このインタビューが掲載されたタイミングを考えると、放送に盛り込めなかった内容をこの記事で補おうをしているようにも見えるのだ。これでは各エピソードを見終えたファンに対して、「きちんと理解したければ記事を読め」と宿題を出しているようなものだ。

実はこれと同じような手法が、ディズニーの他の作品でも用いられている。それが、『スター・ウォーズ』だ。

スカイウォーカー・サーガ完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が初めて公開された際、ファンの間には多くの疑問が残った。しかし数か月後、その疑問はほとんど解消されることになる。小説版と「ビジュアルディクショナリー」が出版されたためだ。

映画公開後に出版された小説版「The Rise of Skywalker: Expanded Edition」では、レイの父に関する謎が明らかにされた。彼は皇帝パルパティーンの息子であり、出来の悪いクローンだったというのだ。この本では、フィンのフォース感知力についても言及していた。

さらに「ビジュアルディクショナリー」では、カイロ・レンがオープニングで登場する場所が惑星ムスタファーであることが明かされている。このどれもが、映画内では全く触れられていないのだ。しかし知っていれば、作品をより楽しめただろう。

このように追加で情報を出すことは、決して悪いことではない。その内容によると言えるだろう。ただし、『スター・ウォーズ』やマーベルが物語の設定について重要な情報を持っているのであれば、それは実際の物語の中で描いていくことが必要であり、コアなファンだけが読むような記事や本に盛り込むようなものではないのだ。

「ロキ」

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