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オバマ元米大統領もお気に入りの日本映画『ドライブ・マイ・カー』、アカデミー賞作品賞ほか4部門にノミネート! この快挙に主演の西島秀俊が海外有名メディアに喜びのコメントを発表

アカデミー賞4部門にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』 / ©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会 FILMS/TV SERIES
アカデミー賞4部門にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』 / ©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

2月8日(月)夜(現地時間)、第94回アカデミー賞授賞式の各部門のノミネーションが発表され、西島秀俊が主演を務める日本映画『ドライブ・マイ・カー』がノミネートをはたした。

【動画】『ドライブ・マイ・カー』予告編

『ドライブ・マイ・カー』がノミネートされたのは、作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門。作品賞と脚色賞へのノミネートは日本映画として初とだけあって、国内でもこの快挙は話題となっている。また、同作はバラク・オバマ元米大統領が先日、お気に入りの映画としてあげたことでも知られている。

『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹による珠玉の同名短編小説が原作。新進気鋭の映画監督・濱口竜介が、この作品に惚れ込み映画化を熱望、西島秀俊、三浦東子、岡田将生らをキャストに迎え制作。今夏開催された、「第74回カンヌ国際映画祭」では、脚本賞ふくむ全4冠に輝くなど、国内外から高い評価を獲得している。

主人公の家福(演:西島秀俊)は、演出家として働きながら、愛する妻と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残して、とつぜん他界してしまう。そして、2年後、演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会う。行き場のない喪失を抱えて生きる家福は、みさきと過ごしていくうちに、あることに気づかされていく――。

今回、第94回アカデミー賞に4部門もノミネートされたことを受け、俳優の西島秀俊、女優の三浦透子、そしてプロデューサーの山本晃久、脚本家の大江崇允は、米Entertainment Tonightにコメントを寄せている。

<西島秀俊 コメント>

「『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞の4部門にノミネートされたことを大変うれしく思います。そして濱口竜介監督、大江崇允さん、そしてスタッフのみなさん、おめでとうございます!魂の再生を描いた、この美しい物語は、分断された世界から人々を元に戻す希望の光です。このすばらしい報せによって『ドライブ・マイ・カー』がさらに多くの人々に届くことを願っています」

<三浦透子 コメント>

「この映画に関わったみなさん、アカデミー賞4部門ノミネートおめでとうございます。とっても、とってもうれしいです。そして、このような映画に関わることができるのは、どんなに幸せことなのか改めて気がつきました。いまは感謝の気持ちでいっぱいです」

☆濱口竜介監督のコメントはこちら↓↓

作品情報

『ドライブ・マイ・カー』

キャスト:西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、ソニア・ユアン、ペリー・ディゾン、アン・フィテ、安部聡子、岡田将生

原作:村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)

監督:濱口竜介
脚本:濱口竜介 大江崇允
音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

配給:ビターズ・エンド

©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

公式サイトdmc.bitters.co.jp

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