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ウィル・スミス、アカデミー賞のビンタ後に退場するように求められていた! しかしウィルは「拒否」・・・主催側が新しい声明の中で明かしたこととは?

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ウィル・スミス

2022年のアカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞したウィル・スミス。彼は受賞前に、ステージ上のコメディアン、クリス・ロックをビンタし騒動を起こしたが、実はこの時、同イベントから退場するように求められていた。しかしウィルはそれを拒否していたという。主催の映画芸術科学アカデミーからの新しい声明文で明らかとなった。

ことの発端は、クリスがステージ上で、「ジェイダ、『G.I.ジェーン』(丸坊主の女性キャラが登場する映画)の続編が楽しみだよ!」とウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをジョークでいじったことだ。ジェイダは過去に脱毛症で悩んでいることを公表し坊主にしており、このジョークに激怒したウィルはステージに上がり、強烈な平手打ちをクリスにお見舞いした。その後もウィルは放送禁止用語を使い、「妻の名前を口にするな」などと怒りを爆発させていた。

Peopleで発表された映画芸術科学アカデミーの声明では、「事態は私たちが予想もしなかった方法で展開しました」とつづられており、「私たちは、スミス氏に退場するように求めましたが、それを拒否されたことを明らかにしたいと思います。また私たちは、この状況を違った形で扱うことができたと認識しています」と述べている。

さらに声明の中では、ウィル・スミスに対してとられた措置についても明かしている。「理事会は本日、不適切な身体的接触、罵倒または脅迫行為、アカデミーの誠実さを損なうなどのアカデミーの行動基準に違反したとして、スミス氏に対する懲戒手続きを開始しました」と述べており、現地時間4月18日に行われる予定の次回の理事会では、ウィルに対しアカデミー側は懲戒処分を行うことができるとしている。

またアカデミーはウィルの行動について、視聴者やクリス・ロックに謝罪。「スミス氏の行動は、直接見た人、そしてテレビで目撃した人々に深い衝撃を与え、トラウマを植え付ける出来事となりました。ロックさん、私たちはあなたが私たちのステージで経験したことについて謝罪します」とつづり、またビンタ後にとっさに状況回復につとめたクリス・ロックに対して感謝の意を表している。

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