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トム・ヒドルストン、ロキの「カミングアウト」をふり返る! 「マーベル作品にとって、これは小さな一歩」

ロキ FILMS/TV SERIES
「ロキ」インスタグラムより

トム・ヒドルストンが、当たり役ともなったマーベル作品に登場する人気キャラクター「ロキ」について、自身の思いを述べている。

このたび「The Guardian」のインタビューに登場した俳優のトム・ヒドルストン。そんな彼は、昨年、ディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス」で配信された、マーベル・スタジオ制作のドラマ「ロキ」の中で、ロキは変異体シルヴィに対し、「(自分は)プリンセスにも、プリンスにも興味がある」と発言。バイセクシュアルであることを明言した。

インタビューの中で「ぼくは、今回ロキがバイセクシュアルだとカミングアウトしたことは、それを見抜いた人たちにとって非常に意味のあることだと思う」と語ったトムは、「これは小さな一歩だし、まだまだこれからだ。でもぼくたちみんなにとってまちがいなく重要なことなんだ」と付け加えた。

なお、ロキがカミングアウトするエピソードが公開された当時、番組ディレクターのケイト・ヘロンもこのシーンの重要性について自身のSNSで発信している。

「私が『ロキ』に初めて参加した瞬間から、彼がバイセクシュアルであることをカミングアウトすることは私にとって非常に重要なことであり、目標でした」とツイートしたケイト・ヘロンは、「これは彼自身、そして私自身の一部なのです。これは小さな一歩ですが、『これがMCUにおける正史なのよ』と言えるようになった今、とても幸せです」と作品に込めた思いをつづっている。

また、トムはこのインタビューにて、もともと劇場版作品に登場していたロキをテレビドラマ向けに切り替えていく上で意識したことについて、「ぼくもスタッフもみんな、このキャラクターの完全性を維持したいと思っていた」と語ると、「ぼくたちとしては、何か新しいことを取り入れながら、みんなに愛されてきたものは何一つとして削りたくなかったんだ」と付け加えた。

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