ヘンリー王子は、チャールズ国王とウィリアム皇太子に会うつもりはないようだ。
このたび、イギリスメディア「GB News」のインタビューに応じたのは、かつて故ダイアナ元妃の執事（しつじ）をつとめていたポール・バレル。彼によると、5月6日に執り行われるチャールズ国王の戴冠式にて、親子が和解する可能性はきわめて低いという。
2020年にイギリス王室から離脱し、アメリカへ移住して以降、あらゆるメディアで王室批判を展開してきたヘンリー王子。チャールズ国王や兄ウィリアム王子と最後に話をしたのは、昨年9月のエリザベス女王の葬儀のときだとされており、親子間のミゾが埋まる気配はないようだ。
バレルは、戴冠式ではヘンリー王子が他の王族よりも後方の座席に配置されるなど、「かなり冷遇される」とした上で、王子はただ、「顔を見せに来ただけ」というスタンスで出席すると明かしている。
また、ヘンリー王子は、コンサートなど戴冠式以外の祝賀イベントには出席しない予定だという。そのため、イギリスでの滞在は24時間に満たないのではないかとされている。
なお、戴冠式に出席するのはヘンリー王子のみで、妻メーガン妃と長男アーチーくん、長女リリベットちゃんはアメリカ・カリフォルニア州にある自宅にとどまるようだ。
バレルはインタビューの中で、戴冠式当日の5月6日はアーチーくんの4歳の誕生日でもあることから、「彼女はカリフォルニアに残るしかなかったのでしょう」とし、メーガン妃にとっては「欠席するためのちょうどよい理由ができた」と語った。
また、バレルはヘンリー王子夫妻が戴冠式に出席するかどうかを数カ月間明らかにしなかった理由について、「メディアの注目を集め続ける」という目的があったのではないかと述べている。
