マイケル・ボルトン、脳腫瘍との闘病について初めて語る 勇気ある姿にファン涙

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マイケル・ボルトン Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
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グラミー賞受賞歴を持つ歌手マイケル・ボルトン(72)が、自身の脳腫瘍との闘病について語り、その勇敢な姿に、世界中のファンから悲しみと励ましの声が相次いでいる。

2023年12月、マイケル・ボルトンは膠芽腫(こうがしゅ)と呼ばれる希少で進行の早い脳腫瘍を患っていると診断された。発見直後に即座の手術を受けたが、公の場で詳細を語るのは今回が初となる。

米誌『People』のカバーストーリーに登場したマイケル・ボルトンは、「挑戦に屈するという選択肢はなかった。すぐに戦いに引き込まれたんだ。それによって、自分がどんな人間かが見えてくる」と語り、病気との闘いに向き合う強い意志をにじませた。

また、「大切なのは、自分がひとりではないと知ることだ。人は孤独ではないと感じるだけで、気持ちが救われる」とも述べ、同じ境遇の人々への連帯感を示した。

 

家族の支えとファンからの温かい声

マイケル・ボルトンはこの闘病期間中、3人の娘、イーサ(49)、ホリー(47)、タリン(45)とその子どもたち、すなわち孫たちと過ごす時間に支えられているという。孫たちはアメリア(14)、オリヴィア(13)、ディラン(11)、グレイソン(10)、リヴァー(9)、ジャック(8)である。

この報道に、SNSではファンからの感動的な声が次々と寄せられた。

「彼の音楽がずっと大好きだった。あまりに悲しすぎる」
「涙が止まらない」
「ボルトンさん、どうか元気になってください。私たちはみんなあなたのことを愛しています」
「神様が彼を癒してくださいますように」

 

手術成功も、療養のためにツアーを一時中止

2024年1月、マイケル・ボルトンはインスタグラムで病気を公表。「ホリデー直前に脳腫瘍が見つかり、すぐに手術が必要だった」と明かした。幸いにも手術は成功し、現在は自宅で療養中である。

同年2月には、予定されていたロンドンO2アリーナでの公演(7月5日開催予定)をキャンセル。ファンには返金対応がなされると発表し、「みんながこの公演をどれほど楽しみにしていたかはわかっているが、私は回復に集中している」と説明した。

マイケル・ボルトンは「ファンの皆さんからのポジティブなメッセージに心から感謝している。これまでの長年の支えに、言葉では表せないほど感謝している」と述べた。

最後に、「できるだけ早く回復して、またステージに戻るつもりだ。近いうちにさらに詳しい状況をお知らせする。いつもありがとう。マイケルより」とファンに向けた温かいメッセージを締めくくった。

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