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スクーター・ブラウン、テイラー・スウィフトとの騒動に初めてコメント! 「僕が悪者になっているけど、参加するつもりはない」

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スクーター・ブラウン(左)、テイラー・スウィフト

歌手テイラー・スウィフトの過去の楽曲の権利を買収し、テイラーにそれらのパフォーマンスや使用をしないよう伝えたと言われているスクーター・ブラウンが、この件に関しついに口を開いた。

今年6月、テイラー・スウィフトがデビュー時から去年まで所属していた、カントリー音楽に特化したレコード・レーベル「ビッグ・マシーン・レコード」が、ジャスティン・ビーバーなどを手掛ける敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンの会社に約300億円で買収されたことがニュースに。この事実を知ったテイラーは、スクーターがこれまでジャスティンやカニエ・ウェストを利用して自分のことをいじめてきたこと、そんなスクーターに自身の過去の楽曲の権利を奪われてしまうことにショックを受け、また「ビッグ・マシーン・レコード」に楽曲の権利を持たせてもらうことができなかったことをSNSで明らかにした。

さらにテイラーは2020年11月から、過去の楽曲全てを再レコーディング&再リリースすることを発表したが、今週末開催される音楽授賞式「アメリカン・ミュージック・アワード 2019(AMA)」でのパフォーマンスを前に、11月14日、スクーター・ブラウンと「ビッグ・マシーン・レコード」のスコット・ボーチェッタ「テレビで過去の楽曲をパフォーマンスしてはいけない」「ネットフリックスで製作中のテイラーのドキュメンタリーで、楽曲を使用してはいけない」「もししたければ、来年以降に可能となる再レコーディングをするな」と言われたと長文で投稿し、多くの人たちがテイラーへのサポートを表明した。

そんな中、US Magazineによるとスクーターは11月21日に開催されたエンタメ業界に関するイベント「Entertainment Industry Conference」に出席。そこで自身の心境を語った。

スクーターは「今僕たちは毒性のある次元に生きていると思う。人々は会話を通してではなく、ソーシャルメディアでお互いをさらし合うのが正しいと思っている。僕はそういう政治家が嫌いだし、そんな事をする人みな嫌いだよ」「僕はずっと(SNS上で)悪者にならざるを得なくなっているけど、それに参加するつもりはない」と、SNSでのバトルには参加しない意向であることを明らかにした。

またテイラーがファンや友人に、このことについて助けを求める趣旨の文章を投稿したこともあり、スクーターやスコット・ボーチェッタに対し脅しのメールや行動を取る人が多く出たことについてスクーターは「僕はこれ(騒動)を簡単に取り扱うことができるけど、殺人の脅迫とかオフィス閉鎖にまで事態が及ぶと難しいよ・・・手に負えなくなっている」「今はみんなマインドがおかしくなっていて、酷いことができちゃうような恐ろしい状況になっている」と、彼を取り巻く環境が悪化していることを明かした。実際にスクーターや彼の妻、幼い子どもにまで脅し行為がされているという報道もあった。

またテイラーとはおおやけの場ではなくプライベートで話しをしたいと考えていると明かしたスクーター。「もし直接の会話が実現しなければ、解決策はみつかることはないだろう」と話した。

この騒動により、「アメリカン・ミュージック・アワード」でテイラーは無事に自身の過去の楽曲をパフォーマンスする許可を得た。しかしネットフリックスのドキュメンタリーでの楽曲使用についての問題はまだ解決していない。

テイラーと直接会話をしたがっているスクーターと、それをシャットアウトしているように見えるテイラー。ファンも巻き込んでいるこの騒動はどこまで膨れ上がるのだろうか。

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