人気シンガーソングライターのエド・シーランが、人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズの最新作で、去年12月20日に公開された作品『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にやはりゲスト出演していたようだ。
エド・シーランといえば、音楽業界で大成功を収めており、一方で、2015年に米FXチャンネルのドラマ「バスタード死刑執行人(原題:The Bastard Executione)」で俳優デビュー。翌年には、映画『ブリジット・ジョーンズの日記3:ダメな私の最後のモテ期(原題:Bridget Jones’s Baby and Popstar: Never Stop Never Stopping)』に本人役で特別出演。さらに最も大きな話題となったのは、2017年、人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にてラニスターからの兵士役を演じたことだろう。それからは人気アニメ「ザ・シンプソンズ」や大ヒット映画『イエスタデー（原題：Yesterday）』への出演を経たりと俳優業もこなしていることが知られている。
そんなエドが、ついに世界的な大ヒットシリーズ『スター・ウォーズ』の世界へ降り立った。
映画を制作したディズニーは先日、エドが昨年12月に公開されたスター・ウォーズシリーズの最新作『スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け』にゲスト出演していることを発表した。
豪華ゲストのサプライズ出演が盛りだくさん
実は今作には、豪華ゲストのサプライズ出演がふんだんに盛り込まれているという。作品の中では多くのゲストがひと目ではわからないような格好をして登場しており、ファンにとってはそれも楽しみの一つとなっているだろう。
しかしこのように大物ゲストをサプライズ出演させたのは、今回が初めてではない。スター・ウォーズ三部作では、サイモン・ペッグ、ケヴィン・スミス、ジョセフ・ゴードン・レヴィットといった名だたる俳優達が登場していた。また最新作では日本のアーティストの村上隆が出演していたことも監督と本人が認めている。
この流れを見ると、今回のエドのサプライズ出演も、ごく自然なことと言えるだろう。このように、『スター・ウォーズ』作品になんらかの形で加わりたいと願う俳優や歌手は数多い。視聴者が不快に感じたり、ストーリーの邪魔にならないのであれば、有名人のゲスト出演は作品のちょっとしたスパイスとして楽しめるのではないだろうか。さらに言うと、映画ファンは見逃したゲスト達を見つけるために、再度映画館に足を運ぶことになる。
ついにエド・シーランの役柄が発表される
実は、エド・シーランが『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演していることはかなり前からウワサしれていた。そして、多くのファンがその役をストームトルーパーの1人だと信じ込んでいた。
ところが、この役を演じていたのは、現在活動休止中のアイドルグループ、「ワン・ダイレクション」のメンバー、ハリー・スタイルズだったのではないかと噂されはじめた。プロモーション時から、ストームトルーパーの格好をしたエドの姿が度々公開されていたことから、すっかり騙されてしまった。
その後ディズニーは、エドの役がレジスタンスにいる異星人メンバーの1人であることを公式に認めた。
エドが役を務めたエイリアン↓↓
Rumours that Ed Sheeran Actually Played This Character In Star Wars: The Rise Of Skywalker….and Cherry? pic.twitter.com/UH28Oh24Fu
— Veronica | 💛 (@VCM1234) January 18, 2020
J.J.エイブラムス監督は、エドに異星人の役を与えるためにストームトルーパーの役ではなくこちらの役にしたのかもしれない。今後も『スター・ウォーズ』シリーズでは、こういったカメオ出演についても話題になりそうだ…。
