歌手のレディー・ガガが、3年半ぶりの新アルバム「クロマティカ（原題：Chromatica）」が5月29日リリースされることを受け、ゼイン・ロウが司会を務めるApple Musicの番組に出演。同アルバム内の楽曲でコラボしたアリアナ・グランデとのエピソードについて語った。
レディー・ガガといえば2月にリードシングル「ストゥーピッド・ラヴ」をリリース。そして5月22日にアリアナ・グランデとのコラボ曲「レイン・オン・ミー」をリリース。人気歌姫のコラボということで以前から注目が集まっていたが、楽曲も最高の仕上がりとなっておりヒットを飛ばしている。
そんなレディー・ガガは、アリアナとの2人の収録でのやりとりや、アドバイスしたことなどを明かした。
「私たちはすぐに仲良くなったわ。彼女、とってもいい子なんだもの。アリアナは最初、私のことを少し怖いと思っていたんじゃないかしら？スタジオに入ったとたん、『じゃあコレ歌って。忙しいところ悪いわね』みたいな。もちろんそんなことはないわ。まず私は、彼女に何か必要なものはないかとか、どんなふうに進めたいか確認したの。それから私は彼女の前にある作業台に座って、発声のアドバイスをしていたんだけど、アリアナはいろいろ気にしていたみたい。だから、『なるほど、いろいろ気にしてくれているのはわかったわ。でも、歌っている間は全部忘れていいの。そのかわりあなたが歌っている間、目の前のガラス越しに私が全力でダンスするから』って言ったの。アリアナはまさか私がそんなことをするなんて思わないからとってもびっくりしてたんだけど、とにかくやってみたのよ。そしたら、すごくリラックスできたようで、彼女の声がガラッと良くなったの。私が踊って、彼女が歌って、『お互いのことがちゃんと見えてる』って理解しながら作ることで、私たちの楽曲が出来上がったのよ」と語った。
また、今でこそ仲の良い2人だが、ガガは最初、距離を置こうとしていたという。
ガガは自身がスタジオで泣いていた時のあるエピソードを告白した。「彼女がスタジオにやってきて、『あなたは大丈夫よ。コレ、私の電話番号だから、いつでも電話して』って声をかけてくれたの。彼女は何度も、私と仲良くなりたいってトライしてくれていたわ。でも、私が彼女と仲良くなるのをためらっていたの。私のネガティブな部分が、彼女に影響してしまうんじゃないかって。でも、アリアナはそんなこと気にしないって言ってくれて。そこから一気に仲が深まったのよ」と明かした。
