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カルバン・クライン、トランスジェンダーの黒人女性モデルであるジャリ・ジョーンズを広告塔に! 新たな歴史、「希望と愛のシンボルになりますように」

ジャリ・ジョーンズ NEWS
ジャリ・ジョーンズ

ファッションブランドのカルバン・クラインが、LGBTQコミュニティの平等性を求める6月の「プライド月間」に、トランスジェンダーのモデル/女優/活動家のジャリ・ジョーンズを起用し、歴史に新たなページを加えた。

ジャリ・ジョーンズは先週、自身が広告塔となったカルバン・クラインの巨大な看板の写真をインスタグラムに投稿。本人が看板の前に立ち、シャンパンを開け祝福するというパワフルな1枚だ。

Jari Jones on Instagram
There are moments that I heard about, that help you forget when the world told you “Never”...

カルバン・クラインはLGBTQコミュニティを支援するキャンペーン「2020 Pride」を実施。そこでは13名のLGBTQに属するモデルを起用。中には人気ドラマ「13の理由」でライアン役を演じたトミー・ドーフマンもいる。

キャンペーンに登場したモデルたち
https://www.instagram.com/p/CB9d55Tnfj-/?utm_source=ig_embed

自身をトランスクィアのレズビアンと定義づけているジャリ・ジョーンズはインスタグラムにて、これまでに経験してきた心苦しさなどを告白。今回カルバン・クラインのメインモデルを務めたことで傷を癒す助けになったこと、またこれが希望と愛の象徴になることを願っていると書いた。

一部訳

「『不可能』という言葉を忘れるほどの瞬間が、いつか来るって聞いたことがあります。それが今回の瞬間です。社会に何度も何度も叩きのめされた傷が、いつか少し癒える瞬間があるって聞いたことがあります。これが今の瞬間です」

「私は人生ずっと、こういった瞬間を“探して”いました。でも探すことに疲れた。だから私はその瞬間を”創る”ことに決めました。自分のためじゃなく、次のドリーマー、見放された人たち、クィア、トランスジェンダー、障害者、太っている人、美しい黒人、輝く瞬間を待っている人たちのためにです」

「私の体型は本当によく悪者扱いされ、嫌がらせをされ、醜いや価値がない、もはや殺されたとすら感じることが多かった。でも最も自分らしい姿でいられ、光栄です」

「(カメラマンの)ライアン・マクギンレイ、カルバン・クラインのファミリー、コラボレーションをありがとう。今の世の中で、これが希望と愛の象徴になりますように。黒人トランスジェンダーの命は重要!

彼女のポジティブなメッセージや活躍に「これこそが私が生きたい世界」「あなたには価値があるし、もっと活躍してほしい。おめでとう」などと祝福のコメントが集まっている。

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