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エド・シーラン、幻のデモアルバムがオークションに出品される! しかし本人はかなり複雑な思いを抱いているワケとは

エド・シーラン MUSIC/ARTISTS
エド・シーラン

現在活動休止中ではあるものの、世界中で大人気のイギリス人歌手エド・シーラン。そんな彼が初めて作った幻のデモアルバムがオークションにかけられるようだ。

このデモアルバム「スピニング・マン」は2004年、エド・シーランが13歳の時に制作したものだ。きっかけは初めての失恋だった。

エドはこのデモアルバムの存在について、2014年に発売された著書「エド・シーラン/ア・ヴィジュアル・ジャーニー」の中で明かしている。制作した20枚のうち19枚は彼の手元にあり、ほかの誰の手にも渡って欲しくない、と記されていた。

エドは本の中で、「20枚の『スピニング・マン』の内19枚はぼくが持ってる。ほかの誰にも手にしてほしくない!」とつづり、「収録されている曲のほとんどは、僕が13歳の時の初恋の相手『クレア』のことを歌ったものなんだよ」と明かしていた。

さらに、「本当にピュアで幼い恋だったよ。ぼくらは手をつないだだけだったんだ。そして長く続くこともなかった。初めて、本当に辛い別れを経験したよ。今振り返ってみるとそんなに悪くなかったって思えるんだけど、当時は本当に胸が張り裂けそうだった。彼女に振られた時、曲をたくさん書いたよ。ぼくにとって初めてのラブソングだ」と付け加えている。

アルバム「スピニング・マン」には、「ミザリー」「オン・マイ・マインド」など14曲が収録されている。イギリスの大手音楽オークション団体「オメガ・オークションズ」は、このアルバムに関して、10代のエドがギターを弾く写真を掲載している。

オメガ・オークションズによると、今回出品される1枚は2009年にエドから親戚の友人に手渡されたものだそうだ。来月オークションにかけられる予定で、落札価格は10,000ポンド(約138万円)は下らないだろうとみられている。

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