マーベルの新作映画『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』で主演を務めている人気俳優のトム・ホランド。実は本作に実の弟が参加するもカットされてしまっていたことを明らかにした。
イギリスの人気トーク番組「The Graham Norton Show」に出演したトム・ホランドは、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』の撮影裏話を披露。
その中でトムは「僕たちは（弟の）ハリーをキャスティングして、彼は撮影セットにいたんだ。僕はスタント・コーディネーターのところに行って『なんでもいいから、ハリーが逆さまになるようなスタントをさせてやってくれ』って言ったんだ。僕らはそのシーンをやって、ハリーは逆さになって前後に揺らされていたよ。彼は本当にいい仕事をしてくれた」と、3歳下の弟ハリーが本作にトムのスタントマンとして参加したことを明らかにした。
【動画】Tom Holland’s Brother Was Cut From Spider-Man: No Way Home | The Graham Norton Show
さらにトムは「そして日が経つにつれ、彼はセリフをもらったけど、そのセリフを忘れはじめ、目が飛び出そうになっていたよ（笑）」と語ると、「そしてその日、僕たちは車で帰宅して、僕は彼のことを本当に誇りに思った。でも彼はその帰りの車の中で『兄さん、好きなだけ文句を言っていいよ。あれは残酷だ』と言ってきたんだ（笑）。まあ彼はこれを知らないと思うんだけど…できあがった映像を見たら、彼のシーンはカットされていた（笑）。弟のシーンは映画には含まれてないんだよ」と、残念ながら弟のシーンはカットされてしまったことを明らかにした。
これには司会者のグラハム・ノートンも同情の表情を見せ、共演者であるゼンデイヤも苦笑い。弟ハリーはこのトーク番組をキッカケに自身がカットされていることを知ることになるだろう…。
