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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マイケル・J・フォックス、アカデミー名誉賞を受賞へ! パーキンソン病支援の活動が評価される

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マイケル・J・フォックス

1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への出演で知られる俳優のマイケル・J・フォックスが今秋、アカデミー賞の名誉賞を受賞することが決定した。

アカデミー名誉賞は、アカデミー賞授賞式とは別に開催されるガバナーズ賞で表彰が行われ、例年11月にディナー・イベントの形式で開催される。マイケルは今年11月19日にこの授賞式にて、自身がパーキンソン病研究のために行った活動に対しジーン・ハーショルト友愛賞を受賞する。

マイケルは1980年代に出演した人気シットコム「ファミリータイズ」のアレックス・P・キートン役でその名を知られるようになり、1985年に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公マーティ・マクフライ役で世界的ブレイクをはたした。

同作は、公開されるや一大社会現象を巻き起こし、その後、続編となる『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990)が公開。いずれも大ヒットを記録し、マイケルにとって代表作のひとつとなった。

アメリカが誇る人気スターとなったマイケルは1998年、パーキンソン病を患っていることを公表。30歳のときにパーキンソン病と診断されてから7年後のことであった。

このパーキンソン病という病気は体の神経系に影響を与え、震え、筋肉の硬直、平衡感覚の喪失を引き起こす。 薬物療法で症状を抑えることができるが、治療法は現在のところないと言われている。

2000年、マイケルは一時俳優業を退き、パーキンソン病の治療法や治療法の研究に資金を提供することを目的とした「マイケル・J・フォックス財団」を設立。 同財団は設立以来、15億ドル以上もの資金を集めたという。その後、マイケルは俳優にも徐々に復帰し、執筆活動もするようになった。

しかしマイケルは2020年に俳優を再度引退。病気のためしゃべること、また記憶に障害が出てきているためと説明した。

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