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『ジュラシック・パーク』サム・ニール、ステージ3の血液がんを患っていることを告白 「生きているだけでうれしく思う」

サム・ニール Photo: Borja Benito Hojas/Shutterstock FILMS/TV SERIES
サム・ニール Photo: Borja Benito Hojas/Shutterstock

1990年代に大ヒットを記録した映画『ジュラシック・パーク』シリーズへの出演で知られる俳優サム・ニール(75)が、ステージ3の血液がんを患っていることを告白した。

サムは、近日発売の新しい回顧録「Did I Ever Tell You This?」の中で、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫との闘いをつづっているという。血管免疫芽球性T細胞リンパ腫は、非ホジキンリンパ腫(※)の一種で、肝脾腫(かんひしゅ)や体重減少、過敏性皮疹(かびんせいひしん)など様々な症状を引き起こすという。

※ガン化したリンパ球が無限増殖し、リンパ節やリンパ組織が腫れたり腫瘤(しゅりゅう)ができたりする病気。

めずらしい型の非ホジキンリンパ腫を患っているサムは、月に一度、化学療法を受けているといい、治療を一生涯受けなければいけないというが、The Gurdian紙に対し、「生きているだけでうれしく思う」と語っているという。

「ここ1年、暗い時期がなかったというフリはできない。だが、それらの暗い時期が、光を浮き彫りにした。そして、毎日に感謝し、すべての友人にとても感謝するようになった」

サムは昨年3月、『 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のプレス取材中に、腺が腫れていることに気がついたという。その後、先述の診断を受けた彼は、化学療法を受けながら、自身の人生について書き起こすことにしたのだという。

【動画】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』予告編

「本を書こうとは思わなかった。だけど、書き続けるうちに、それが自分に生きている理由を与えてくれていると気がついたんだ。ベッドに入って“明日はあれについて書こう…あれは僕を楽しませてくれるな”って思うんだ」

「Did I Ever Tell You This?」は3月21日に発売される。

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