【9月7日更新】
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、また新たな映画史を作った。
本作は9月4日(米国時間)、北米累計興行収入9億ドルを突破。公開36日目での到達となり、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の50日を抜いて史上最速記録を更新した。北米で9億ドルを超えた作品は、映画史上わずか2本目となる。
さらに世界興収は約24億276万ドルまで伸び、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を突破して世界歴代3位に浮上。北米歴代1位『フォースの覚醒』も、いよいよ射程圏内に入った。
【9月7日追記】北米9億ドルを史上最速突破! 世界でも歴代3位に
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の記録ラッシュが止まらない。
9月4日、本作の北米興行収入がついに9億ドルを突破した。
9億ドルという数字自体、これまで北米で到達したのは2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』だけ。『ブランド・ニュー・デイ』は、映画史上2本目の北米9億ドル作品となった。
しかも、驚くべきはそのスピードだ。
『フォースの覚醒』が9億ドルに到達するまでには公開50日を要したが、『ブランド・ニュー・デイ』はわずか36日。これまでの記録を14日も短縮し、史上最速で北米9億ドルを突破した映画となった。
そして、9億ドル突破後も数字は伸び続けている。
The Numbersによると、9月6日までの北米累計は約9億1776万ドル。北米歴代1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の約9億3666万ドルとの差は、ついに約1890万ドルまで縮まった。
2015年の公開以来、約11年間守られてきた『フォースの覚醒』の北米記録が、いよいよ射程圏内に入ったことになる。
『アバター2』も突破、世界歴代3位へ
そして、記録更新は北米だけではない。
前回8月31日の更新時、『ブランド・ニュー・デイ』の世界興収は約23億3000万ドル。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』との差はわずかだった。
その壁も、ついに突破した。
9月6日までの世界興収は約24億276万ドル(約3604億円)。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を上回り、世界歴代興行収入ランキング3位に浮上した。
現在、本作より上にいるのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』と『アバター』だけ。
公開からわずか1か月あまりで、『タイタニック』『ナタ 魔童の大暴れ(Ne Zha 2)』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を次々と抜き去ったことになる。
6週連続で北米1位
さらに『ブランド・ニュー・デイ』は、公開6週目に入っても北米週末ランキングの首位を譲っていない。
AP通信によると、9月4日~6日の週末にはスタジオ推計で約1800万ドルを記録し、6週連続で週末興収1位を獲得した。
2020年代に6週連続で首位を獲得した作品は、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続いて2作目だという。
公開直後の爆発的なスタートだけでなく、1か月以上にわたって観客を劇場へ呼び続けていることが、今回の記録的ヒットを支えている。
世界歴代3位。そして北米では、北米歴代最高記録まであと約1890万ドル。
次に『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が狙うのは、いよいよ北米歴代1位だ。
【8月31日追記】ついに『タイタニック』超え! 世界歴代4位へ
またひとつ、“映画史の壁”を突破した。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界興行収入が約23億3000万ドル(約3495億円)に到達。AP通信によると、これでジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』を上回り、世界歴代興収ランキング4位となった。
8月24日時点では約22億2000万ドルで、『タイタニック』まであと約4400万ドルだった。それからわずか1週間。スパイダーマンは、その差を一気にひっくり返した。
さらに、中国の大ヒットアニメ『Ne Zha 2』も突破。残る上位作品は『アバター』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』という、まさに映画史を代表する3作品だけとなった。Box Office Mojoの集計では、3位『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は約23億3448万ドル。『ブランド・ニュー・デイ』との差は、わずか約450万ドル。世界歴代3位も目前に迫っている。
北米でも勢いは衰えていない。
公開5週目の週末にも約2220万ドルを稼ぎ、5週連続で週末ランキング1位を獲得。北米累計は約8億9150万ドルまで伸びた。歴代1位の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』まで、残りは約4500万ドルとなっている。
世界では『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、北米では『フォースの覚醒』。
スパイダーマンの“次の標的”が、いよいよはっきりしてきた。
【8月26日追記】『エンドゲーム』超え! 北米歴代2位に
公開から4週間あまり。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が、またひとつ映画史に残る記録を打ち立てた。
8月25日時点で、本作の北米累計興行収入は8億5840万ドル(約1288億円)を突破。2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が記録した約8億5830万ドルを上回り、北米歴代興収ランキングで2位に浮上した。
残る1位は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)が記録した約9億3670万ドル。
その差は約7800万ドル。公開からまだ1か月も経っていないことを考えると、映画史上初となる「北米10億ドル」という前人未到の大台も視野に入りつつある。
世界でも勢いは続いている。8月24日までに世界興収は約22億2000万ドル(約3330億円)に到達。8月24日時点で世界歴代5位だった『タイタニック』が記録している約22億6400万ドルまで、その差はわずか約4400万ドルとなった。
公開4週目の週末だけでも世界で約1億900万ドルを積み上げているため、この勢いが続けば『タイタニック』超えは時間の問題とみられる。
さらにその先には、中国のアニメーション映画『ナタ 魔童の大暴れ(Ne Zha 2)』も控えている。
20億ドル突破からわずか1週間あまり。『ブランド・ニュー・デイ』は、またしても映画史のランキングを書き換えようとしている。
※その後、8月30日までに世界興収は約23億3000万ドルまで伸び、『タイタニック』を突破した。詳細は上記「8月31日追記」を参照。
世界20億ドル突破! 史上わずか8作品の仲間入り
米Deadlineなどによると、『ブランド・ニュー・デイ』の世界興収は約20億2200万ドル(約3033億円)に到達。北米で約7億8580万ドル、海外で約12億3600万ドルを稼ぎ出している。
世界興収20億ドルを超えた映画は、これまで『アバター』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』『ナタ 魔童の大暴れ(Ne Zha 2)』『タイタニック』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のみ。
『ブランド・ニュー・デイ』はここに加わり、史上8作目の「20億ドル映画」となった。
しかも驚くべきは、そのスピードだ。
本作が20億ドルに到達したのは公開3週目。Deadlineによると、この大台への到達速度は『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ映画史上2番目の速さだという。
『ノー・ウェイ・ホーム』を抜いてソニー史上No.1に
今回の記録には、もうひとつ大きな意味がある。
これまでソニー・ピクチャーズ史上最大の世界興収を記録していたのは、同じくトム・ホランド主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)だった。
同作は世界で約19億2000万ドルを記録。歴代スパイダーマンが集結するという夢の共演もあり、コロナ禍の映画市場で驚異的なヒットとなった。
しかし『ブランド・ニュー・デイ』は、その記録を公開からわずか3週間ほどで突破。
トム・ホランド版スパイダーマンは、自らが持っていたソニー映画の歴代記録を塗り替えることになった。
北米では『アバター』も抜いた
勢いは世界市場だけではない。
『ブランド・ニュー・デイ』は公開3週目の週末も北米で約7000万ドルを稼ぎ、3週連続で週末興収ランキング1位をキープ。北米累計興収は約7億8580万ドルに達した。
これにより、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』が持つ北米興収約7億8520万ドルも突破。北米歴代興収ランキングでも4位に浮上している。
しかも、まだ公開から3週間ほどしか経っていない。
今後どこまで記録を伸ばすのかも、大きな注目ポイントになりそうだ。
公開直後から「記録破り」の連続
振り返れば、『ブランド・ニュー・デイ』は公開初日から異例の数字を叩き出してきた。
北米オープニング週末は最終的に約3億6000万ドルを記録し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を上回る歴代最高のオープニング成績を達成。
世界興収もオープニングだけで約9億3200万ドルに達し、その後わずかな期間で10億ドル、15億ドル、そして今回の20億ドルへと数字を伸ばしてきた。
中国でも大ヒットしており、Deadlineによれば現時点で約2億1000万ドルを記録。インドではハリウッド映画として歴代最高のオープニングを記録するなど、特定の市場だけではなく世界各地で強さを見せている。
「スーパーヒーロー疲れ」はどこへ?
近年のハリウッドでは、マーベルやDC作品の一部が期待ほどの興行成績を残せなかったことから、「スーパーヒーロー疲れ」という言葉がたびたび語られてきた。
しかし『ブランド・ニュー・デイ』の数字を見る限り、少なくともスパイダーマンには、その言葉は当てはまりそうにない。
しかも『ノー・ウェイ・ホーム』には、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドという歴代スパイダーマンの登場や、過去シリーズのヴィランたちの復活という巨大な“お祭り要素”があった。
それに対して『ブランド・ニュー・デイ』は、トム・ホランド演じるピーター・パーカーの新たな物語としてスタートした作品だ。
それでも『ノー・ウェイ・ホーム』の世界興収をわずか3週間で抜いたという事実は、「スパイダーマン」というキャラクターそのものが持つ人気の大きさを改めて示している。
『アバター2』も突破! 残る大記録は北米歴代1位
こうして『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、『タイタニック』『ナタ 魔童の大暴れ(Ne Zha 2)』、そして『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を次々と突破。現在は世界歴代3位まで上り詰めた。
北米では約9億1776万ドルを記録し、歴代1位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の約9億3666万ドルとの差は約1890万ドル。
公開6週目に入っても週末ランキング1位を守る異例のロングラン。
次に映画史が塗り替えられるのは、北米歴代興収ランキングかもしれない。
公開情報
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
大ヒット公開中
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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