アリアナ・グランデのコンサートに、『ウィキッド』でエルファバを演じたシンシア・エリヴォがサプライズ登場。グリンダとエルファバの名コンビが、今度は映画ではなくステージの上で再会した。
現地時間8月16日、英ロンドンのO2アリーナで行われたアリアナの「Eternal Sunshine Tour」。公演のアンコールでシンシアが姿を現すと、会場からは大歓声が上がった。
グリンダとエルファバが再び「For Good」を熱唱
2人が披露したのは、『ウィキッド 永遠の約束』を象徴する楽曲「For Good」。映画でグリンダとエルファバを演じた2人が、実際のコンサート会場で再び声を重ねる特別な瞬間となった。
【動画】アリアナ・グランデ&シンシア・エリヴォ、「For Good」をステージで熱唱
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さらに2人は「Get Happy / Happy Days Are Here Again」も披露。この組み合わせは、2025年に放送された特別番組「Wicked: One Wonderful Night」でも披露していたもので、今回のステージでも息の合った歌声を聴かせた。
パフォーマンス中には笑顔で見つめ合い、抱き合う場面も。アリアナがシンシアの手にキスする一幕まであり、長期間にわたって『ウィキッド』をともに作り上げてきた2人らしい親密なステージとなった。
じつは浮上していた「不仲説」
今回の共演がさらに注目された背景には、2人をめぐってネット上でささやかれてきた「不仲説」がある。
『ウィキッド』と続編『ウィキッド 永遠の約束』のプロモーションでは、いつも手をつないだり、インタビューで互いへの思いを語ったりと、その親密さがたびたび話題になっていたアリアナとシンシア。しかし大規模なプロモーション活動が終了すると、以前ほど2人が一緒にいる姿を目にする機会も減った。
すると一部では、「本当はそれほど仲が良くなかったのでは」「映画の宣伝のために親密に振る舞っていただけなのでは」といった憶測まで浮上した。
シンシア自身も今年5月、Varietyのインタビューでこうした見方について言及。「私たちが本当に友人だとは信じていなかった人も多かったと思う」と語ったうえで、アリアナとは撮影終了後もほぼ毎日のようにメッセージを送り合っていることを明かしている。
さらに彼女は、自身にとって「友人」という関係は明確なものだと説明。映画のプロモーションが終わったからといって、2人の友情まで終わったわけではないことを強調していた。
今回のサプライズ共演は、そんな「不仲説」に対する何より分かりやすい答えになったといえそうだ。
「手をつなぎすぎ?」も話題になった2人
そもそもアリアナとシンシアの関係は、不仲どころか「仲が良すぎる」と話題になったこともある。
2024年の『ウィキッド』プロモーションでは、インタビューやレッドカーペットで頻繁に手をつなぐ2人の姿が注目された。シンシアは当時「The Drew Barrymore Show」で、2人は普段からよく手をつないでいると説明。言葉を交わさなくても、手を握ることで気持ちを伝えられることがあると語っていた。
【動画】シンシア・エリヴォが明かす、アリアナ・グランデと「手をつなぐ」理由
あまりに親密なため、その後は2人が恋愛関係にあるのではないかという憶測までネット上で広がった。これについてもシンシアは今年のインタビューで、人々が2人の関係について「カメラのために演じている」か「恋人同士」かのどちらかだと考えてしまうことへの戸惑いを明かしている。
つまり2人は、「仲が良すぎる」と言われたかと思えば、今度は「実は不仲」と言われるという、なかなか忙しい状況に置かれてきたわけだ。
アリアナにとっても大きな節目となるツアー
今回の共演には、もうひとつ特別な意味がある。
「Eternal Sunshine Tour」はアリアナにとって約7年ぶりとなる大規模ツアー。6月に北米でスタートし、8月からはロンドン公演に突入した。O2アリーナでは8月15日から9月1日まで計10公演という大規模な日程が組まれている。
一方、アリアナは以前から、このツアーを終えたあと音楽活動のペースを落とす意向を示している。近年は『ウィキッド』をきっかけに俳優としての活動にも力を入れており、ポップスターとしての活動と演技の双方をどのように続けていくのかにも注目が集まっている。
そんなキャリアの節目となるツアーの最終都市ロンドンで実現した、グリンダとエルファバの再会。
映画のプロモーションが終わっても、アリアナとシンシアの関係は「For Good(これからもずっと)」――。そんな楽曲タイトルそのもののような一夜となった。


