ヘイデン・パネッティーア死去、新たに判明した当時の状況 検視では致命的な外傷なし…正式な死因は調査中

ヘイデン・パネッティーヤ photo: Everett Collection / Shutterstock.com FILMS/TV SERIES
ヘイデン・パネッティーヤ photo: Everett Collection / Shutterstock.com
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米人気ドラマ「HEROES/ヒーローズ」や「NASHVILLE/ナッシュビル」、映画『スクリーム』シリーズなどで知られる俳優ヘイデン・パネッティーアが36歳で亡くなったことをめぐり、新たな情報が明らかになった。

米サウスカロライナ州グリーンビル郡の検視局が現地時間8月17日に検視を行った結果、死亡につながるような外傷の痕跡は確認されなかったという。一方、彼女が発見された際の911通報では、救急関係者が「過剰摂取(overdose)」への対応をしていたことも報じられている。ただし、現時点で正式な死因は確定していない。

 

自宅で反応のない状態に 救命措置も及ばず

ヘイデンは8月16日、サウスカロライナ州グリーンビルの滞在先で反応のない状態で発見された。

現地当局によると、午後1時51分ごろ、「反応のない女性がいる」との911通報を受け、警察と救急隊が現場へ急行した。救急隊は高度な救命措置を行ったものの、午後2時32分に死亡が確認された。36歳だった。

その後に報じられた緊急通信の内容では、救急関係者のやり取りの中で「overdose(過剰摂取)」や「cardiac arrest(心停止)」という言葉が使われていたという。また米Peopleは、現場でオピオイドの過剰摂取時などに使用されるナロキソン(商品名「ナルカン」)が見つかったとも報じている。

ただし、これらはヘイデンの死因が薬物の過剰摂取だったことを意味するものではない。現段階ではあくまで救急隊が現場で対応した際の情報であり、正式な死因は検視局による追加調査を待つ必要がある。

 

検視では「外傷の痕跡なし」

グリーンビル郡検視局は翌17日に検視を実施。その結果、死亡につながったとみられる外傷の痕跡は確認されなかった。

警察による初期調査でも、事件性や不審な状況を示す証拠は見つかっていないという。

一方で、死因(cause of death)と死亡の態様(manner of death)については、まだ正式な判断が下されていない。追加検査などを含む調査が現在も続けられている。

 

過去には依存症との闘いを公表

ヘイデンはこれまで、自身がアルコールや薬物への依存に苦しんだ過去について公に語ってきた。

子役として幼いころから芸能界で活動し、2006年にスタートした「HEROES/ヒーローズ」のクレア・ベネット役で世界的な人気を獲得。その後、「NASHVILLE/ナッシュビル」ではジュリエット・バーンズを演じ、ゴールデングローブ賞にもノミネートされた。

華やかなキャリアの一方、私生活では依存症や産後うつなどに苦しんだことを明かしている。今年出版した回想録『This Is Me: A Reckoning』でも、幼いころからスターとして生きてきた経験や依存症との闘い、娘カヤとの関係など、自身の人生について率直につづっていた。

今回、911通信で「過剰摂取」という言葉が使われていたことから、こうした過去との関連にも注目が集まっている。しかし、現時点で両者を直接結びつける公式な発表はなく、憶測による断定は避ける必要がある。

 

父親も娘を追悼

ヘイデンの死について、家族も声明を発表している。

父アラン・“スキップ”・パネッティーアは、娘について大きな存在感と明るさを持った人物だったと振り返り、突然の別れを悼んだ。家族は悲しみの中にあるとして、プライバシーへの配慮も求めている。

ヘイデンは2023年にも、弟で俳優のジャンセン・パネッティーアを28歳の若さで亡くしている。

ヘイデン自身の突然の死から一夜が明け、少しずつ当時の状況が明らかになり始めた。しかし、最も重要な「なぜ亡くなったのか」という点については、まだ答えは出ていない。

グリーンビル郡検視局と警察は引き続き調査を進めており、正式な死因については今後の発表が待たれる。

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