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『スター・ウォーズ』パルパティーンがシスであるヒントは「あの場所」に超わかりやすく描かれていた! その部屋とは・・・[写真あり]

ダース・シディアス FILMS/TV SERIES
ダース・シディアス

人気SFシリーズ『スター・ウォーズ』のエピソード3『シスの復讐』にて、実はダークサイド(シス)であることが判明したパルパティーン。しかし秘密が明らかになる前に、かなりわかりやすくヒントが描かれていたことを、今回Inverse誌が指摘している。

パルパティーンは表上はシーヴ・パルパティーンの名をとり、銀河共和国最後の元老院最高議長であり、銀河帝国の初代皇帝。しかし実態はシス(フォースのダークサイド)の暗黒卿、ダース・シディアスであり、その事実が明らかになる瞬間を描いているのはシリーズのエピソード3『シスの復讐』だ。しかしこのEP3には、パルパティーンが明らかにダークサイドであるヒントがたくさんあるったのだ。

Inverseによると、そのヒントがつまっているのはパルパティーンの元老院議員としてのオフィス。元老院の他の部屋は光や明るい色のデコレーションなのに比べ、パルパティーンのものは比較的暗く、ベースは赤。赤色は常にダークサイドの象徴として用いられている。

彼のオフィスには、巨大な浮彫のアートが飾ってある。これのアートでは、EP3の時代よりはるか昔に起こった銀河共和国とシスの戦争「ハイパースペース戦争」を描いているといい、この事実はゲームの「スター・ウォーズ ギャラクシーズ」の中で明らかとなっている。これはパルパティーンが先代のシスに敬意を払っているからなのではと推測するファンもいる。

「ハイパースペース戦争」を描いたアート

「ハイパースペース戦争」を描いたアート

またパルパティーンのオフィスには「ドワーティの四賢者」の銅像も飾られている。この4人は銀河共和国初期に議論の中心的存在だった哲学者、立法者たちであり、憲法に大いに影響を与えた4人。シスが銀河を支配したとある時期に彼らの銅像が多く作られた。最高指導者のスノークも、この4人の中の一人シストロスが彫られた指輪をしている。

「ドワーティの四賢者」銅像

「ドワーティの四賢者」銅像

パルパティーンは劇中で「シストロス。ドワーティの四賢者のひとり。私はこれ(銅像)を感傷的な価値があるものとして保持している」と話すシーンもある。

ではなぜ、パルパティーンはこのような明らかなヒントを自身のオフィスに置いたのだろうか?同誌は「あえて隠さないことにより不自然さを隠したのでは」と予想している。

これだけ露骨にシス関連の装飾品をオフィスに飾っておきながら、映画内のジェダイは一人もパルパティーンがダース・シディアスであったことには気づいていない。Inverse誌は「ジェダイは抜けたところがある」とユーモアを込め表現している。

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